鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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GLP 15%OFF セールのタバコが到着 今回はBalkan 中心に…

2021年05月09日 | パイプタバコ
2021年 5月

4月恒例の GLP 15%OFF セールのタバコが届きました 
セールだからといって買うつもりもなかったのですが ひょんなことから喫ってみた Charing Cross
がことのほか面白かったので 一応GLP のバルカンをすべてレビューをしてみる気になり そこで今回の注文となりました。
際喫を含めての今回の買い出しとなりましたが その他にも数えるとまだ 5種類ほど喫ってないブレンドが残っているのですが それはまたの機会に ということになります。



English も含めBalkan というタイプのブレンドは調べてみるとかなりの数を喫っているのですが
いつも問題になるのがその分類方法

ラタキアがオリエントより前面に出てくるのが English
オリエントがラタキアよりも前面に出てくるのが Balkan

という風に分類されますが

どちらにおいてもバージニアの存在は関係なく バージニアが主体のEnglish Balkan というものもあって English においても Balkan においても一応2通りのパターンが考えられどちらもアリなのですが


問題は ラタキアとオリエントの含有量 あるいは印象が同じくらいの場合はどうなるのか?
ということになります
含有量は機械的に製造段階で数値化できますが 喫った印象はそう簡単なものではありません…

ラタキアはオリエントよりよりスパイシーでクセが強いですから マスキング効果によって
ある量以下のオリエントならばラタキアによってその存在をマスキングされ分からなくなってしまいそうです…なので含有量だけでは印象も変わってくるのが道理です
当然オリエントの葉っぱの種類によっても印象は変わりますね


そういったことを踏まえると やはり English であるとかBalkan であるとかという線引きは
絶対的含有量で決まってくるべきものなのですが 喫う人の感じ方ひとつでまったく逆の分類になるのはありうることだと考えますし 至極当然のことになります

そうした場合
敢えてEnglish とBalkan を分ける理由に絶対的なものはなく あくまで印象の問題 と考えた方が良いのだと思うことになります。
典型的なものを除いては どちらとも取れるブレンドはたくさんあって そういった分類は
一つの目安に過ぎないのだと考えた方が良さそうです

そういうことからでしょうか SPDC におけるタイプの分類では Balkan は存在しなく
English がどちらのブレンドも兼ねているのは正しい理屈
だと思います

しかしそれでは English の範囲が広くなりすぎ掴みどころがなくなってしまうので
TRDC の分類においては はっきりと English とBalkan を分けているのですが それはそれで
わかりやすい分類になっているのだと思います
それでも 喫い手によっては分類が違うのではないかと感じることも多々あります

そういったブレンドは 含有量は別にして ラタキアもオリエントもどちらも主張していることが
原因となります
例えば 前回レビューした Balkan Sasieni ですが ラタキアの存在感のあるBalkan になりますが
GLP のSamarra (English)と比較した場合 
この私には ラタキアをより強く感じてしまうのは サシエニの方になります
サマラの方は ラタキアもオリエントも混然とした感じのEnglish に分類されますが
ラタキアの存在をしっかりと強めに感じるのは サシエニの方になりますね


こういった事象を含め English とBalkan の分類には感覚的なものが付きまとうことになります
そういったことの検証も含め 今回の買い出しとなりました…。



あ~ 話が長い……


さて本題の方は 今回注文したタバコになります

こちらが今回注文したオリエント バルカンがらみの

5つのブレンドになります





こちらは 再喫になりますが 2003年にリリースされた
G. L. Pease - Abingdon (Classic Collection)
同年同月に発売された Charing Cross とは兄弟ブレンドになりますが比べるとラタキアが多そうですが
悪い話は聞かない有名なブレンドになります


次いで まだやったことがない
 
G. L. Pease - Ashbury (Fog City Selection)
こちらもBalkan ですが 2005年のリリースとなります



 
最後にまだやってないBalkan の〆として
G. L. Pease - Kensington (Classic Collection)
こちらのブレンドも 2003年のリリースですから 何と同じ年に Balkan ばかり3ブレンドも月をずらして発売されたことになります

いずれのブレンドも Greg Pease さんブランドを立ち上げて間もないころの作品になりますので
どのように違うのか大変興味のわくところとなります


比較と言っては何ですが 

こちらは
Lagonda と Embarcadero になります バルカンと オリエンタルですがどちらもレビュー済み
どちらもお気に入りのブレンドになります この際にまた取ってみた次第。


以前はラタキアの多いものに比べ こういったオリエントがメインのBalkan は微妙な味が多く
当初は少しわかりにくい印象があったのですが それも慣れのせいでしょうか その微妙な違いが
興味の対象となるから不思議なものですね
ようやくその良さも悪さもわかるようになってきた  ということでしょうか…。



さてバルカン以外では まだやったことのない


こちらの3ブレンドになります


 
G. L. Pease - Navigator (Old London Series)
ケンタッキーとバージニアの ネイビーブレンドとなっていますね



 
こちらは 2002年発売の
G. L. Pease - Robusto (Original Mixtures)
なんかきつそうなイメージになりますが そうでもなさそうです
やってみなくてはわかりませんね



そして最後に 気になったものですから
Greg Pease さんと C&D の Craig Tarler さん共作の



Two Friends - Heritage

Craig さん晩年のまさに遺産 というにふさわしそうなブレンドになります
C&D によくありそうな バーレィブレンドになりますが 興味がありました

そういった顔ぶれのブレンドたちになりますが
まだまだ先は長くてね いつになったらたどり着けるのやら…(._.)

今回は 12日くらいでの到着となりました(Super saver)
実はこの後もまだたくさん来るんだよね……。

それでは また


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (パイプ初心者)
2021-05-15 18:22:10
いつも楽しく読ましてもらってます。
パイプを始めて半年くらいで、未だに試行錯誤で楽しんでいます。パイプの魅力が少しずつわかってきたような気がします。
ところで、質問なんですが、いつも海外から大量に煙草を買われてる事に圧倒されて見た事もない銘柄に興味津々なのですが、煙草の値段と送料、税金なのがどれくらいかかるのかを知りたいです。
もし記事にしていただけたら嬉しいです。
これからも楽しみにしています。
返信する
私の場合は海外通販一択 (おっさん)
2021-05-15 19:51:21
になります 札幌ですからたばこランド山岸さんというお店もありますが 品ぞろえがどうしても限られますのでいつの間にかそうなりました。
C&D GLP などは買えないのでね
記事にするのもよいですが ここでは簡単にいうと

送料抜きの商品代が 16666円未満だと余計な税金がかからないのでこの範囲で買います。
必ずタバコにはたばこ税がかかり 1gあたり14.24円かかります なので50g缶だと712円 2㌉缶だと797円かかることになります。
その他に通関税が200円かかるので 後は一番お得な送料を探します…SPDC のSuper Saver が一番安いのですが 8缶で26㌦くらいかかります(実際に商品をカートに入れて注文の手前まで行くとわかります) なので試行錯誤で一番安い便を探すのですが ざっと計算すると 2400円以上になります/1缶(2㌉缶) なので決して安いわけではなく高いかもしれませんが 時折ボーナスがつくことがあり
そうするとかなり安くなります。 そんなところです。
返信する
Unknown (パイプ初心者)
2021-05-15 20:43:37
大変分かりやすく教えていただきありがとうございました。
今後も楽しみにブログを拝見したいと思います。
返信する

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