鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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コインカットいろいろ 何故こんなカットが・・・

2019年09月30日 | パイプタバコ
2019年 9月末日

冒頭の写真は バルクのコインカットを分かりやすく並べたものです
これらのバルクは みな中に詰め物をしているタイプで
先日評価の高かった Davidoff - Flake Medallions と同じつくりになりますが
やはり缶入りの方は値段も良い分 作りもしっかりしているようで
形も綺麗な丸で しっかりと固いですね。


バルクの方をもう少し見て行くと

Peter Stokkebye - Luxury Bullseye Flake



Comoy's of London - Cask #7 Single Coin Sliced



Newminster - No. 403 Superior Round Slices



左から 上の並び順ですが
うえから ① ② ③ としますと

①と②は 中にブラックキャベンディッシュ が入っていますが
③の中に入っているのは ケンタッキー です。
大きさは ①と② は同じ位 ③ は少し小さくて 半分くらいになっています。

ボウルに詰めるのに ①と② は 1枚で丁度 という感じですが
③ は 2~3枚必要になります。

製造に関しては
① Peter Stokkebye ➔ オーリックの完全子会社
② Scandinavian Tobacco Company ➔ STG
③ Villiger ➔ スイスのタバコ店 ➔ Peter Stokkebye と合併
てな具合になっていますから
どうも みんなデンマークでつくられているようであり
Flake Medallions も オーリックの製造になりますので
伝統的にその辺りで作られているようです。

ですから 当然味わいも似てくるのかと思うのですが
ちょっと吸ってみた感じでは 皆それぞれ全然違う というのがこの私の感想


その他にもう1種類



こちらの Scandinavian Tobacco Group (STG) - Escudo Navy De Luxe
も開けてみました。
見ての通り 芸術的に綺麗なつくりで 綺麗に缶に並べられています
ただし こちらには詰ものは無く 巻いてあるだけになります。

私的感想ですが バルクと これらの缶入りとでは かなり味わいに差があるようです
やはり缶入りが圧倒的に美味いですね。

次回から その感想を書いて行きますが
これらのタバコの コインカット(カーリィカット)というものはなかなか面白いと思います。 
本来 GH などのプラグに見られるように 船の上での保存の為に巻いて吊るしてあった
プラグを カットしたものが カーリィカット になります
本来は保存の為なのですが 熟成がそこに起こり味が良くなったようです。
元々はそういった意味合いの これらのコインカットのはずが 中に詰め物をすることによって 味わいの変化が起きてきて 面白さが増したようです。
普通のフレイクとはまた違う形態ですから 熟成にも違いが出るのかもしれません・・・。

これらのコインカットのタバコを美味しく味わうには
① 雑に軽くほぐして詰めるのですが けっして硬く詰めない事
② 中の詰め物は やはり雑に割って 気にせず適当に詰めてしまう事


この辺りでしょうか
ほぐしすぎては味が均一になってしまい 面白くなくなります
簡単に詰めやすいのも このコインカットの特性かと思います。


バルクに関して補足するなら
確かな甘さを感じる分 ① がみなさん喫いやすくて人気があるようですが
② に関しては 甘さは控えめですが 旨みの部分と 後口の良さ
③ に関しても やはり甘さは控えめなのですが ケンタッキーの個性がまた良い感じなので

私にとっては むしろ ② と ③ の方が気になるところでしょうか。
缶入りが美味いので ① のバルクには 魅力を感じません・・・。
それなりに美味しいのですが それ以上でもなく印象に残りません。

そういったことを感じました
それでは また
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