高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

風の盆Ⅱ

2007-09-05 15:34:53 | まゆみのつぶやき室
9月1.2.3日は富山県 八尾町の風の盆祭の日であった。

昨年、その八尾に一軒借りられる事になったから・・・と誘ってくれた坂田さん。


これがその合宿所。
坂田さん繋がりの参加人は年齢、性別とわずの個性的な人ばかり14人。

ほとんどの人が汽車やバスという公共での移動の為、車での移動の我々は米や野菜、鍋、釜持っての参上であった。
「待ってたのヨォ~」と出迎える目の先は、やはり我々よりも手荷物であった。

しかしながら、ここぞとばかり持っていった、つけものや枝豆、もろこしなどを、ムシャムシャ皆で食べる姿は気持ちよく嬉しかった。

風の盆は深夜が本番。
9月と言えど、残暑きびしく汗ばんでくる。

灯篭や、ちょうちんの下がる町並みを歩くと、着せ付けてもらった着物姿の女性が石垣の階段を優雅に上る


ここの女性達はほとんどが黒帯。
聞くと、冠婚葬祭用の物なら、どの家にもあるから・・・・と。
しかし、その黒帯に赤い帯締め、緑の帯あげがかわいく、何とも作り上げられていない素朴さを感じた。

夜中まで、皆でワイワイ時間をつぶし、いよいよか・・・・と思いきや、皆、泊まりという事もあり、観光客が引けるのを待っていた。

日にちが変わる頃、人ごみも穏やかになり、これからが見所。
八尾の人達は、一晩中、人が居ても居なくても踊り続ける。
深夜遅くなれば、連での踊りは少なくなれど、一人で胡弓を弾き歩く人であったり、夫婦で自分なりの風の盆を見せたり、25歳で卒業という女性達の最後のおどりであったり、それぞれが、自分の為に、またそこに居る人の為に酔いしれるのである。



宿に帰ったのが3時近く。

なのに、まだまだ見逃した感がある。物足りない。

眠気との戦いでもあるこの風の盆・・・・楽しみは尽きない。


ムコ多糖症

2007-09-05 08:57:22 | まゆみのつぶやき室
もし、お時間があるお方がいらしたら
是非、バトンを繋ぐ事にご協力をお願いします。
http://www.muconet.jp/

あくまで、ボランティアですので。

他にも助けを求めている人たちは、
世界中にたくさんいらっしゃると思います。
微力な私でも、人様のお役に立てることがあれば
少しでも、出来ることをして上げたいですね。




友達から、こんなコメントが来たのはつい先日の事。
ムコ多糖症・・・・・初めて聞く病名。

ムコ多糖やリン脂質を分解する酸素が生まれつき欠損する為に、骨、間接、結合組織、神経組織にムコ多糖や脂質が蓄積する病気です。
発育障害、神経障害、骨格異常、肝臓、腎臓、皮膚、眼科的な障害など。

生まれた時から、承認された投薬も無く、先の見えない病気である。

このブログにも障害を持った方や、そういうご家族を支えている方々も多い。

何がしてやれる訳でも無いが、スクリーニングという、新生児が発生する前に、検査をして発見できる体制が確かな物として定着する事を願わずにはいられません。

私にも今出来ることは微力だけれど、まず、こういう病気もあるのだということを知る事が大事・・・と思うのです。