高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

てるてるぼうず

2007-09-18 17:09:12 | まゆみのつぶやき室
長野県には、お勧めのスポットが沢山あるが、私がとても好きな場所がある。

安曇野市  穂高。

目の前に聳え立つ、アルプス山脈は、四季折々すばらしい姿を見せ、水のきれいな所だからこそ育つわさびや、空気の透明感、また道端に置かれた数々の道祖神の愛らしさ、また温泉や美術館、ギャラリーも目白押し。

ジャンセン、碌山、ちひろなど代表的な美術館もさることながら、ガラス工房アートヒルズや絵本美術館、そして、見逃せないのが個人のギャラリーだ。

私も幾度か作品展でお世話になっているアザレアギャラリーも森の木々の中で癒しの空間となっている。そんな安曇野市で、面白い物があるから行こう・・・と旦那に誘われ着いて行った先は池田町。

小高い山を上っていくと、山肌に何やらゆらゆらと・・・・
長い物干し竿のような所にたくさんのてるてる坊主。


今回初めてという『てるてる坊主』コンテストなるイベントをやっていた。

遠目で見たら「こんなものか・・・」と思ったが近ずいて一つ一つを見ると、かわいいもの、おかしいもの、ほっとするものなど、手作りの暖かいものがいっぱいだった。






中には風林火山もあったりして・・・・

しかし、どうしててるてる坊主?と思ったが、この池田町のとなりにてるてる坊主の作詞家がいたそうな・・・そんなゆかりでこのイベントの開催になったようだ。

その後、頂にある池田町立美術館に入って見ると、ドールハウス展が開催されていて、細かい作業と夢の世界を見る事が出来た。
そして近くの建物になんだろう?と入ってみると、そこのスタッフさんが「どうぞ!どうぞ!」と会場に案内する。

え?何?
これから、オペラをやるという。しかもただ!見るっきゃない我々は席に着いた。

ナガオケさんという綺麗な女性の声量ある唄声に時間も忘れ聞き入ってしまった。
ピアノの独奏もあり、意外な展開ではあったが、大満足であった。

何か、いい一日だったな。日帰り温泉につかりながら、拝んでしまった