梅の香とお雛様を連れてやってくる春。
3月3日、毎年各地区を繋ぐ雛めぐりのイベントに参加した。
今回は、歴史上でも人気のある真田幸村のゆかりの地、松代でオープニングを行なった。
この時期になると、しまわれていたお雛様を日に当て、沢山の人々にも見ていただこうと言う催しが、最近盛んになって来ているが、今回のこのリレー展は7回目。
松代、須坂、小布施、中野、山ノ内と電鉄沿線の各地区を私が作ったお雛様で結んでゆくと言う物であるが、各地区それぞれに個性があって、見ごたえが在る。
松代は城下町でもあるので、その風情と商店街に並ぶお雛様は粋である。
須坂は、田中本家や人形博物館などもあり、豪華さと迫力を兼ね備え、遊歩道も整備されゆっくり散策したい所でもある。
小布施は観光スポットでもあるため、歩くだけでも買いたくなる物ばかり。そんな中で今回の期間中、イベントも沢山あるようである。
中野はとても印象深く、各商店などが、年に一度の土雛を販売する際に一つずつ集めたお雛様を惜しげもなく披露してくれている。素朴で飽きの来ないこの土雛もこんなに種類があるのかとビックリする。山ノ内は旅館の女将達がこのひな祭りに華を添えて、どんなサプライズでもてなしてくれるのか楽しみな所でもある。
今回、新しく屋代も入ったり、私の地元飯山も電鉄沿線ではないが、年毎見ごたえのある雛飾りになって来ているので、近い将来お仲間になって欲しい気持ちでもある。
今年はうさぎ年なので、「うさぎ雛」を作りました。
長野県は4月まで飾っているので、今からが見頃です。