高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

やっと・・・・

2014-03-27 09:53:19 | まゆみのつぶやき室
やっと、入れ替えが終わりました。

以前、働いていたところの社長さんは、ぎりぎりセーフを楽しんでいる人だった。
一緒に仕事で汽車に乗る約束の時間、いつまでたってもやってこない。

ハラハラドキドキしながら、汽車の出発のベルを聞いていた。

すると、どこからか、雑誌と飲み物やおやつを抱えた、髪はぼさぼさの、寝起きのような社長が飛び乗ってきた。
「セーフ!・・・・・・・この快感がたまらんのよ」ってさ・・・・・

こっちは一人でセーフじゃなかったらどうすんのよ。ケータイもまだ無かったし、行先も解らないし・・・・。

そんな事がかつてあったが、最近私はその社長の気持ちがわかるようになってきた。

今回も、ぎりぎりまで作品作りをして、

26日入れ替え日の朝も作っていたので、まだボンドが乾かぬうちに館へお持ちし、飾った。

もうダメかと思っていた最後の人形だったが、これぞ「ぎりぎりセーフ!」

なんと、気持ちいいのだろう

今の自分の良くない所は、気持ちをどんどん深めて納得できる分身のような作品が出来ないところ。
反対にいい所は、作品数が増えて、色んな展示が出来るようになってきたこと。

「ぎりぎりセーフ」は良いのか、悪いのかわからないが、形になっていることは褒めてあげたい。


そんなこんなで、もうすぐ4月。

残り雪に包まれて、風邪ひき一家の一員と化している私です。