そりまちまみのブログ

全国英語通訳案内士・反町真弓の日記です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

はるばる伊勢神宮〜 2020

2020-03-13 | 旅行

京都から1泊で伊勢に来ました。

元々の旅行の目的地はこれ、お伊勢参り。はるばると、やってきたー!


パートナー氏はもうかれこれ何年も、「伊勢神宮に行きたい」と言っていましたので、今年はようやく念願がかなったわけです。ソリマチも、もう10年ぶりくらいかもしれないほどいつ来たか記憶にない。
まずは外宮から。外宮は内宮の天照大神の食事を司る、豊受大神宮をお祀りします。豊受大神宮は食物の神のみならず、衣食住や産業の神様として、多くの参拝客を集めます。
 
勾玉池の水の清らかさに足を止めます。ここには休憩所もあり、人々が池を眺めながらゆったりした時間を過ごしていました。菖蒲で有名なのですね、また、菖蒲の時期に来なくては。

手前に見える小さな社は、20年に一度お宮を新しくする立て直す際目安になる中心部だそうです。ここを中心に、今あるお宮の隣に新しいお宮を建てるということを繰り返しているんですね。

正宮をお参りしたあと、土宮、風宮、多賀宮とまわります。
土宮は鎮守の神である大土の乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)を祀っています。

お次は風宮。風の神をお祀りします。この神は、鎌倉時代の元寇の際、神風を吹かせ、日本国を守った神だそうです。

そこから階段をてくてく上っていくと多賀宮があります。たかのみやの名前は、そこが山の頂きにあるから。以前は「高宮」といったそうです。

フェンスの向かいが正宮です。聖なる場所ですね。内宮とほぼ同じスタイルの社殿であるが、こちらの鰹木は9本、内宮のは10本、という微妙が違いがあります。
 
外宮と内宮では歩くと1時間くらいかかるそうで、その日はとても無理でした。
外宮からは車移動で内宮へ、車でもあ結構な距離があります。
内宮つまり皇大神宮。まずはお清め。
 
みよ、このお水の清らかさ!

次の鳥居を通り抜けます。
こちらが正宮。何重もの垣根に囲まれ、階段を上がれば写真は禁止。御霊代「神鏡」は、地上に光を照らし、それは天照大神の皇孫の一人、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降りてきたときに天からもたらされたのだそうです。

荒松宮(あらまつりのかみ)、は、天照大神の荒御魂を祀る別宮。鬱蒼と茂る林の中にあります。

鳥居から橋を眺める。下は五十鈴川。この先には何が。。

その向こうには風日祈宮(かざひのみのみや)。
風の神をまつり、こちらも、鎌倉時代の元寇の時、神風を吹かせて日本国を守った神といわれています。本当にひっそりと。


これでぐるりと、外宮と内宮、一気に歩いてしまいました。最後にこんなに静かで美しい手水舎が。

皇室の祖神といわれる、天照大神を祀る、日本で最も重要な神社。みごたえたっぷり。とても神聖。
たまたま自分の誕生日だし、記念に御朱印いただきました。
 
 
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京都よりみち 圓徳院〜 2020.02

2020-03-12 | 旅行

(ため息) 実際に、みたいと思っていました。

紅葉がなくても、色のコントラストがなんとも美しく、足を踏み入れた瞬間に、体がとまってしまいました。

伏見城の遺構といわれる、北政所ねねがながめた名勝「北庭」。移築後に小堀遠州が整えた枯山水庭園で、紅葉の時期はそれはそれは、キレイでしょうね。また来なくては。

圓徳院は寺ではなく客殿として1605年建立。晩年のねねが過ごし、ここから秀吉の菩提寺である高台寺に通ったのですね。階段を上がればすぐですね。ねねの死後、1624年に東大寺の塔頭のひとつになりました。


チケットを買って入場するとすぐ、靴を脱いで方丈へ。奥から係りの方が出て来て順路を教えてくれます。出口は異なるので、靴は袋に入れ持って歩きます。すぐ前にあるのは南庭。とてもシンプルです。

なんとまあ、方丈の襖絵に釘付けの兆し。

雪月花図襖絵。

後ろへ回ると、これが!住職留守の間に長谷川等伯が水墨で一気に描き上げたという、重要文化財の障壁画です。
こちらにあるのは一部であって、かつ、複製だそうです。元々は大徳寺三玄院での出来事。
複製なので、とても間近で見ることが出来ますが、何とまあ細かくて繊細。一気に描き上げたなんて、やはり天才!

このように、それぞれ、時間があれば、ゆっくりと座って庭を眺めることが出来ます。時間がなかったのでパスしましたが、庭を眺めながらお点前をいただくことも出来ます。

出口の脇にとても気になったお部屋がありました。和歌がズラリと壁に並んでいますが、ここの障子絵がすごい。
お部屋自体は6畳で小さいのですが、

このシンプルさ、でも、何とまあ繊細。まるでモノクロームの写真のよう。。

この鯉!何だか3Dみたいに丸みがあって、今にも飛び出してきそうです。
うちの白い壁にも描いていただけませんか(むり)。

圓徳院は小さいですが、時間がないときはちょっともったいない。襖絵も、一つ一つのお部屋もじっくり時間をかけて過ごしたくなります。
 
さて、出口で靴を履いて、まっすぐ進むと、何やらお庭の先に家がある。
縁側みたいなところから中に入れる様子。そしてそこには「アメックスラウンジ」というサインが。
なになに、アメックスカード所持者の特別ラウンジか?コーヒーでも出てくるのか?くらいな気持ちで飛び石を進み縁側へ。するとガラリと戸が開いて、係りの方が顔をのぞかせ、でも、怪訝そう。。。「あ、あの、アメックス持ってます」とカバンを開けようとすると。。
「そうなんですよ、アメックスがあれば上がっていただけるんですが、でも、今見ていただいたのと同じなんですよ。。。」。
ん? 最初は何かわからなかったが、よくよく見ると、その係りの方はさっき靴を脱いた圓徳院の入り口で順路を教えてくれた方。ということは。。。 
 
そこは、圓徳院の裏口だったのですねー。
 
アメックスカードがあると無料で裏口から上がれたという。。。先に言ってよ〜。いつもそうなのかはわかりませんが。
そしてさっき、松竹梅図襖絵というのを見忘れていたみたい。裏の方へ回っていなかったのね。今度は、裏口から行くことにします 笑。
 
それでは、そのまま、石塀小路へ。今は2月、新型コロナウィルスで観光客が減り、こんな様子はめずらしい。

誰も歩いていない!少し前までは、必ず、アジアの旅行者を中心に、常に誰かが決めたポーズで写真を撮っていたものだが。

静かな京都、平和な京都。それはとっても嬉しいような気もするのですけれど、あまり大きな影響にならないうちに、また、誰でも安心してまち歩きが出来るようになりますように。
 
 
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四つ葉クローバーで行く!〜 2020.2

2020-03-10 | グルメ
タクシーを呼んでびっくりクローバー🍀

外に出るといきなりドライバーさんから幸せのラッキーカードをいただきました💳
なになに、これ?とポカンとしていると、なんとヤサカさん、4台のタクシーが四つ葉マークということで、その確率は1/325ですとー!?
四つ葉🍀のタクシーに乗ると幸せになれるそうですよ❣️なんともステキなお誕生日のプレゼント、ラッキー🤞

たまたまです、ということでしたが 笑 ドライバーさん、ありがとうございました😊

さて、今晩のディナーは、京都御所向かいのミシュラン星⭐️のレストランです。

ミュージシャンから転向されたシェフがサービスの全てをお一人でされています。なので店内は一組〜二組。プライベート感いっぱいです。でも私たちが入ってきたすぐあとお食事を終わられたカップルは、フランス語を話されて、少しお話出来たりして、そんな距離感もちょうどいいお店です。

まずはシャンパンで🥂アミューズ。

今宵は赤ワインにしました。

乳製品を使わない、野菜のスープ。

先にお電話でアレルギーや食事制限についてお問い合わせをいただきました。そちらをふまえて食材を決めてくださるのですね。うちの場合、ソリマチとパートナー氏の食事の好みが真逆に近いので、二人揃えたメニューにするのは大変だったと思います。ごめんなさい!
アミューズの牛タンに続き、お魚料理。

そして、和牛をいただきましたが、和牛のサイズが大きくて、レアだし、ソリマチはこの1/3で良かった感じ(要はすでにお腹がいっぱいだった)。でももう、アットホーム過ぎて残すのが申し訳なく、頑張って完食。もちろん、お味はシンプル、最高です。

まだワインがあったので、調子に乗ってチーズをいただいちゃいました。

こちらお店の定番デザート、カスタードプリン、超美味でした!コニャックが効いてる〜


食後酒はカルバドスです。美味しくいただきました

貸切みたいな空間で、美味しいお食事を、ステキな時間を用意してくださったシェフの方とともに。そして、四つ葉の🍀ヤサカさん。
心温まりホテルへ戻りました。

誰もいませーん。

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お誕生日に京都〜 2020

2020-03-08 | 旅行

フリーランスで食べている、ということは、お仕事第一、お仕事優先、お仕事大事。旅行の計画はギリギリまで立てられません。かと思えば、お誕生日にどっぷりツアー中、ということもありましたっけ。夏と冬のロングはしないことにしたここ数年は、家で、しかも一人きりだったり、割と普通にして年をとっていましたが、今年はコロナウィルスの流行もあって新しい仕事の話は途絶え傾向。。。旅行に行けてしまった!なんとぽっかり空いたのです。しかも、天皇誕生日が二月になって、ソリマチのお誕生日の付近は祝日決定となりましたなんだかおやすみムード満載。

そんなわけで、急遽バタバタと準備して、次の仕事の前日まで、ゆっくり旅行をすることになりました。

全く仕事と関係なしに、いそいそ家から京都に向かうのは不思議な感じ。お泊まりは東山。便利なロケーションが魅力のパークハイアット京都です。ホテルから、八坂の塔。


お昼過ぎまでは用事があったので、京都に着いたら夕方。でも、ここからなら徒歩であちこち回れるのが魅力。



チェックイン中、ウェルカムドリンクがあり、シャンパンをいただいちゃいましたよ。朝食を和定食にする場合はロビーで食べるんだそうです、へええ。

さて、ホテルの中には京都や日本文化に関する写真集がふんだんにおかれ、ソファや椅子に座って写真集を眺めながらゆっくり過ごせるようになっています。

それにしても、ホテルからの見晴らしが良いってすごい。京都のホテルといえば、高層でないのであまり遠くまで見渡せることはない、という心配はありません。
部屋が7階、え?そんなに高かったっけ?と思ったら、途中外に出されますが、奥には高台に建てられた別棟があり、さらに上に上がっていくのでした。途中にはこんな庭園があります。

さて、夕ご飯までもったいないので暗くならないうちに繰り出しました。
玄関脇にはプリッカー庭園。
なになに、この石は三億年も前の石?ハイアット社会長プリッカー氏のアメリカ・コロラドにある邸宅から送られた石だそうです。

外に出ればすぐ二年坂。

京都市電の廃止にともない、市電の石畳をひきつめて、大正時代に作られた石塀小路。重要伝統的建造物群保護地区に指定されていますが、いつもは観光客でごった返しのイメージ。今はひとときの静けさを取り戻しています。


月真院。高台寺塔頭。普段は中に入れてもらえませんが、レギュラーでしているツアーで以前お庭を使わせていただいていたことがありました。夜には池がライトアップなどして、カクテルパーティにとても素敵なのです。

稲荷神社もあります。

そのままテクテク散策を続けます。


花見小路も、あの、観光客ごった返し状態はなくなっていました。花見小路にライカカメラのショップがあります。京都の伝統工芸を使用した京都限定のアクセサリが買えます。2階はギャラリーがあり、オススメです。
ライカに立ち寄って、そのまま建仁寺へ。もう夕暮れになって来たので、閉まっている本坊入り口を通り過ぎ、

やはり閉まっている建仁寺法堂をぐるりと歩きました。双龍図みたかったなあ。今度は早く行かなくては。建物は1765年、18世紀。

開山栄西禅師の墓所、開山堂。栄西といえばお茶。お茶を中国から持ち帰り、日本で初めて栽培し広めた茶祖。中国での禅の修行のあと、1191年に帰国、1195年に日本で最初の禅寺・聖福寺を福岡に開いたのも栄西。室町時代に京都五山の第三位といわれた建仁寺はもともと1202年、源頼朝の寄進で、栄西禅師を開山として建てられたのですね。のちには禅が盛んになり、そしてまたまたその後に、蘭渓道隆が入寺して禅の道場に。それで「京都最古の禅寺」というのですね。しかし、火災、戦乱、室町幕府の衰退で寺は荒れ果て、徳川時代の手前にようやく復興、徳川時代の保護を得て今日に至る、です。

建仁寺をでた頃はもう夕暮れ。明かりがつき始めました。少しずつ八坂の塔に向かって坂を上り始めると、何やらおしゃれな靴屋さん発見。靴は日本製、皮はオーストラリアのカンガルー、えー。

お誕生日プレゼントを買ってもらいましたー!とても柔らかくて履き心地バツグンです。

フェイスブックにもアップしましたが、携帯でも、ステキな写真が撮れました。夜の東山はあまり歩くことありません。でも、夜もステキなんですね。コロナもあるかもだが、人通りも少なくて良いですね。外国人の方々がたくさんいて、三脚立てて撮影をしていました。

あーやっぱり京都はいいなあ。戦前の日本らしさがここにある。

さて、暗くなってホテルに到着。


いやー、仕事でない京都って、素晴らしく自由だ
 
 
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京都よりみち 東福寺〜 2020.01

2020-03-05 | 旅行

京都でよりみち@東福寺。

紅葉ではないんですが、大阪から東京への帰り道、ちょっとよりみち、となった時、混雑を避けてサクッといけそうな東福寺。参拝客も観光客も少なくて良いよりみちとなりました。

紅葉以外で来たのは初めて。東福寺といえば紅葉🍁というイメージですが、京都五山の一つでもある禅寺です。歴史は13世紀半ばにさかのぼりますが、1881年までをとっても消失、再建、消失、再建を繰り返しています。京都五山だった時に比べて規模が縮小したものの、今での25の塔頭持院からなる大きなお寺さん。

こちらは方丈でみられるお庭のひとつ、北斗七星の東庭。お庭が小宇宙なんてすごい。


全国通訳案内士の仕事は、シーズンともなればほぼ家にはおりません。パートナー氏も然り、プロジェクトは世界に散らばりますので、プロジェクトの場所や進捗によって世界の各地を飛び回っています。というわけで、たまたまタイミングが合えば、短期間でも小旅行をするようにしています。
臥雲橋を渡って行きまする。


臥雲橋の向こうに通天橋。想像してみてください、ここが、秋には真っ赤になるのですねー🍁🍁

1347年再建。14世紀。修行の場ですね。現存する最古の禅堂。重要文化財。

こちらも現存する日本最古の山門、1425年。堂々と、国宝なり。

梅の季節でありました。

重文の浴室の隣にあるのは、東福寺の鎮守社、五社成就宮。

石清水八幡、賀茂、稲荷、春日、日吉の五社を祀っているのだそうです。

なんと、途中にあるのは、1343年建立の十三重石塔。700年近く前の!?こちらは天狗をお祭りしています。その脇の祠は鞍馬の天狗にまつわるもの👺。

階段を下りながら国宝の山門にうっとり。

ちなみにこちらが重文の浴室。もちろん当時はサウナ形式。


さて、本日のお目当てはこの方丈。鎌倉期のお庭の現代風アレンジ、重森三玲作庭の八相の庭が見どころ。
南庭から。
手前の山は五山を模しているそうです。



さつきの時期にはさぞかし美しいだろうな、西庭。

石と苔との幾何学模様の北庭。

うちのベランダにもこういうのやりたい!(むり)

これが有名な通天橋。紅葉の時にはこんなん、すげー。

今は冬。

通天橋の向こうには常楽庵開山堂。こちらも重文。お庭がまたステキ。2階建ての部分は、伝衣閣といい、金閣、銀閣などと並ぶ、京の五閣のひとつなんですね〜。

三聖寺愛染堂。1934年室戸台風のあとこの場に移されたそうですが、南北朝時代の八角円堂。愛染明王をお祀りしています。

京都駅のロッカーに荷物を放り込み、JRで一駅。充実のよりみちでした。帰りは東福寺駅近くの定食屋さんで普通に定食のランチ。
 
そして、京都から新幹線に飛び乗り東京へ。仕事の合間にちょっとした癒し。明日からまた頑張れそうです。
写真が趣味のパートナー氏もいい写真がたくさん撮れたようです!
 
ところで、新幹線のデザート類って充実してません?
以前のアソートクッキーの方が好きでしたが、このラズベリー入りチョコのフィナンシェもなかなかどうして。

おしまい
 
 
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