フランス製がお好き？

昨日の大江戸骨董市は５月にしては気温が高かったもののなかなかの骨董日和。楽しい1日だったけれど、心残りが一つ。このアルミウェアの小さなトレイをちょっと眺めていたお客様。戻っていらしたので「アメリカのアルミ製です。」と手渡したら「だから軽いのね。」とがっかりした声だけ残して立ち去ってしまったのね。がっかりした理由はアルミ製だったからなのかもしれないし、アメリカ製と聞いたからなのかもしれない。このまろやかな光沢はアルミ独特のものだし、その軽さを軽く見るようなことがあったら飛行機は飛ばないっていうのに。。。









私はたまたまアメリカに住んでいたからアメリカンアンティークとコレクタブルを扱っているけれど、フランス製も大好き。やっぱり憧れ。アメリカは２００年前の独立した頃にはフランス１０分の１程の人口しかなかったので文化を支える職人さんの数も圧倒的に少なかったでしょうし、ファッションはフランスがお手本だったという話は聞くけれどね。昨日、カガミをお買い上げくださったお客様、帰りがけに「これフランス製ですか？」と聞かれたけれど、自信を持って「アメリカ製です」とは答えられなかった私。もっとアメリカのアンティークの特異性を勉強して、自信をもってアメリカンアンティークを語れるようになりたいと思ったのであった。





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