Twitterが嘘で溢れ返る日がやって来た。やる企業が増え過ぎたので巡回する気力も無いが、誰も傷つかず誰の得にもならない嘘は歓迎である。手っ取り早い広報宣伝活動と認知される様になってから、エッジの利いたネタは減少傾向である。社内有志によるお手製では無く、代理店に丸投げしている所も多いのだろう。自社の扱う商品やサービスに愛着が無い「お仕事モード」の嘘は確かに人畜無害ではあるが、少々食い足りない気がする。炎上ギリギリの危険球を投げろとは言わないが、世に送り出すからにはそれなりの努力の跡を垣間見せてもらえると個人的には嬉しい。瓢箪から駒ではないが新たな発想が魅力の再発見に繋がる事も稀にある。エイプリルフールに拘泥せず、研鑽を重ねて欲しい。今年は持ちネタが無いので仕方なく拙稿をドバイで捏ね繰り回すに留めたい。嘘だと思うなら空港まで迎えに行くので確かめて欲しい。そして可能な限り、本日中に到着して欲しいのである。