小型ヘリよりもちょっとお高い。「空飛ぶクルマ」と頑なに言い続けている乗用ドローンであるが、個人向けにも販売をするそうである。お値段は2億円との事で、操縦には航空パイロットライセンスが必要らしく、全方位で敷居が高い。飛行場で発着し既定の航路を守らなければならないのでは、使い勝手としては良いとは言えないだろう。ただそこら辺は今後の法整備次第であり、いずれ自宅から飛び立てる様になるかも知れない。騒音問題でご近所と揉めそうだが、それだけお高い買い物が出来る人なら敷地の広さで何とかカバー出来そうではある。また着陸する施設の整備も課題だろう。飛んで行ったはいいものの満車で駐機出来ないとなったら、バッテリー残量によっては命の危険が有る。何にせよ今の交通インフラであれこれ想定しても意味は無さそうなのだが、クルマの気軽さは当面望めそうもないのであり、呼称はやっぱり改めた方がいいんじゃないかなと思うのである。