Windows10のサポートは2025年10月14日までだそうである。安心して使いたかったら恐らくその時期までにはリリースされている12にアップグレードしてね、と云う事であろう。しかしセキュリティ要件が厳しくなった11に移行出来ないPCは少なくなく、サポート切れによって大量廃棄される懸念の声も挙がっている。そこに配慮してなのかは分からないが、セキュリティアップデートに限り3年間延長可能なサブスクの提供を検討しているそうである。しかも従来は法人向けのみであったが、個人でも契約可能らしい。弱みに付け込まれるのが癪なのでスッパリ買い替えて旧パーツは売るなりLinuxを入れるなりする心算であるが、業務アプリを抱えている企業ではそう簡単な話では無いだろう。ただ「創業以来継ぎ足し続けてきた秘伝のシステム」はこれを契機に作り直す事を推奨したい。しかしどんなにOSを堅牢にしたとしても、最大のセキュリティホールが人間である現状は変わらないのである。