どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 4003

2023-12-23 18:36:14 | 時間の無駄
親の30符3翻である。分かる人だけに分かれば宜しい。人生の節目として喜ばしい事には違いないが、有難味が無い。子供の頃であればケーキなりプレゼントなりの実利が見込めたが、この齢になると貰って嬉しいものも限られてくる。健康か5000兆円だったら狂喜乱舞するが、どちらもそう簡単に手に入るとは思えない。逆に「折角の誕生日なんだから普段食べないご馳走でも」とかの世迷い事に惑わされて、余計な出費を招いてしまうのが関の山である。ただその手のイベントが無い日々と云うのも味気ないものであり、日常にメリハリをつける為にも有るに越した事は無い。2の倍数の日にはお祝いすると云うのも一案だが、流石に多過ぎるだろう。二十四節気辺りが穏当に思えるのだが、そうまでするだけの動機付けに乏しいし、何より忘れそうな気がする。私の財政事情も踏まえれば年一回が妥当な線なのであり、齢相応のささやかなお祝いに留めたいのである(5000兆円を除く)。