うれし涙を見るために・・・芽育学院

みんなの《うれし涙》を見るために・・学院長がソウルする!
 《うれし涙》こうして流す。
  《うれし涙》家族で流す。

作文指導

2020-08-20 16:13:01 | カズナリ先生より


今日も暑いです。

体温より暑い気温はやめてほしいですね。

コロナウイルスも

大阪で感染した人の数が多くなってきており

奈良県内もじわじわと増えている様相です。


また非常事態宣言が出されるやもしれませんので

それまでに出来ることをしっかりとしておきましょう。



さて

まだまだ夏期講習真っ盛りです。

桜井宇陀は来週から2学期。

今日は作文指導をして

税やら生活やら人権やらについて

2時間くらい考え事をしてもらいました。




一部高校では書かせているようですが

基本、

中3がこれらの作文を書くのはラストになるので

最高傑作を書いてもらうために

テーマ出しからダメ出しまで

生徒主体で考えてもらいました。

ま、なかなか面白い議論になっていたのではないかなと思います。

誰か賞でも取ってくれないかな。



学校では作文課題が出されるのに

作文指導は小学校はおろか、中学・高校でもしてもらえず

大学に入ったら、そりゃ書けるでしょ みたいな体で

ガンガンとレポートを書かされるという状況。

これは何十年と変わらないですね。

それで、また卒業論文を書けというのだから大変なわけで。

エントリーシートも作文ですし。

なんで作文指導をしないんでしょうね。


作文をすれば漢字も覚えるし、言葉も覚えることもできるし

論理的思考も学べます。

プログラミングよりもよほど実用的です。


実感としては

昔と比べると

文章が書けない子供がだいぶ増えています。

昔がめちゃめちゃ書けていたのかというとそうでもないのですが

それでも書ける子の割合というのは、

かつてと比べると6割減の実感があります。

あと漢字が書けなくなっています。

これは、もう実感でなく、事実ですね。

本当に書けません。読みはできるけど、書けない。

手を動かしてないんだろうなと思います。


あとノート等の副教材が充実していて

答えを書き込むだけでノートが仕上がるという教材に

昨今はなっているので

自分でノートを工夫して書くということがなくなっています。

無地ノートですら

東大生が考えた みたいな罫線がもうすでに書かれてあって

ノートの取り方が示されています。


試行錯誤というものができないようになってしまっています。



これに慣れると

発想力のある人とない人の分化が一層激しくなり

また書ける人と書けない人の差も激しくなってしまうので

近い将来、

話が通じないとか、文章が通じないとか

そんなことになってしまうのではなかろうかと危惧しております。



人の書いた文章を読んで

それを感想の形で、書き留めるとか

文章を書くことの反復を身に着けてほしいかなと思います。

ノートやメモ帳に書いてほしいですね。

電子的な器具に残すのではなく。



電子的なのは、手を動かしてないというのが悪いのではなく

電源や電池が消失したら読めなくなってしまうので

いつでもどこでも

電池がなくても読み書きができて

携帯もできる、

ノートやメモ帳というものが

一周回って、最強の記憶媒体だと私は思うのです。

そして脳みそと間接的に、直接的に連動しているので

まさに最先端。



というわけで

作文は日頃からしておいたほうがいいし

指導を受けたいなと思ったら

桜井校を訪ねてみてください。
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