もう長いことコンサートには行ってない。
窮屈な座席に2時間、居眠りしないで、酒も呑まないで、集中して聞くのはとっても疲れる。
そこには風の音が聞こえない、人の息吹が聞こえない。
それでもう長いことコンサートには行ってない。
ところがふと、魔が差したのか、コンサートのパンフレットを見ていってみようかという気になった。
最近、民族音楽とか民族楽器とかにとても惹かれる。
「あめつちのうた 七夕コンサート」
普通の会場ではなくお寺でやる。
行ってみようかなと言う気になった。
でも・・・入場料3000円。
焼酎3本!
きっと誰だって焼酎を選ぶだろう。
でも行った。
やっぱり魔が差したのだろう。
場所は赤穂。
遠いといえば遠い、遠くないといえば遠くない、微妙な距離。
それに赤穂は一度行っただけ、車では行ったことがない。
はじめて車で行くところは、必ず道を間違える。
もっとも道を間違えるのは車だけではない。
今までもなかなかメーンの道に乗り切れず
いつもわき道ばかり歩いて生きてきた。
狭いわき道を歩くのが一番向いているのかもしれない。
まっすぐな広い道に立つといつも居心地の悪さを感じて落ち着かなかった。
・・・なんてことはどうでもいいのだけど、でも行った。
(やっぱり魔が差したのだろう)
それについでに赤穂の坂越(さこし)に一度行ってみたかったのだ。
当日早朝までものすごい雨と雷。
何度も目を覚ました。
でも出かける頃は雨も止み涼しいコンサート日和になり、
どうせ道を間違えるだろうとかなり早めに出た。
ところが道を間違えなかった!
しかも赤穂は思った以上に近く45分くらいでいけた。
まず坂越に行った。
ここは古い港町。
古い町並みが大好き、港町が大好き~人間には避けて通れない。
ここは小さな港町。
古民家もそれほど多くはなく、それほど大きな古民家もなかった。
室津の町並みに比べるとちょっとひっそり。
でもやっぱり港町。
こんな所に住めたらいいなと思う。
これは誰でも思うらしく、景観にそぐわない大きなリゾートマンションが建っていたし、ここに住みたいという人が多いらしい。

まず旧坂越浦会所と言うところに行った。
会所というと役場の出張所みたいなもの。
でもそれだけでなく殿様が別荘みたいに使っていたようだ。
その割には小さくて貧しい部屋。

でも小さいのでかえって落ち着く。
きっと都会暮らしの人が田舎暮らしにあこがれるように
日ごろ固苦しい城住まいの殿様もここに来るときっとほっとしたのだろう。
開け放した戸から入ってくる海風が心地よくとっても涼しい。

でもそれは夏だけのこと。
冬は寒いので戸を閉ざす。
真っ暗な部屋で縮こまって暮らしていただろう。
もっともとの様にはここは夏だけの別荘だっただろうけど・・・
窮屈な座席に2時間、居眠りしないで、酒も呑まないで、集中して聞くのはとっても疲れる。
そこには風の音が聞こえない、人の息吹が聞こえない。
それでもう長いことコンサートには行ってない。
ところがふと、魔が差したのか、コンサートのパンフレットを見ていってみようかという気になった。
最近、民族音楽とか民族楽器とかにとても惹かれる。
「あめつちのうた 七夕コンサート」
普通の会場ではなくお寺でやる。
行ってみようかなと言う気になった。
でも・・・入場料3000円。
焼酎3本!
きっと誰だって焼酎を選ぶだろう。
でも行った。
やっぱり魔が差したのだろう。
場所は赤穂。
遠いといえば遠い、遠くないといえば遠くない、微妙な距離。
それに赤穂は一度行っただけ、車では行ったことがない。
はじめて車で行くところは、必ず道を間違える。
もっとも道を間違えるのは車だけではない。
今までもなかなかメーンの道に乗り切れず
いつもわき道ばかり歩いて生きてきた。
狭いわき道を歩くのが一番向いているのかもしれない。
まっすぐな広い道に立つといつも居心地の悪さを感じて落ち着かなかった。
・・・なんてことはどうでもいいのだけど、でも行った。
(やっぱり魔が差したのだろう)
それについでに赤穂の坂越(さこし)に一度行ってみたかったのだ。
当日早朝までものすごい雨と雷。
何度も目を覚ました。
でも出かける頃は雨も止み涼しいコンサート日和になり、
どうせ道を間違えるだろうとかなり早めに出た。
ところが道を間違えなかった!
しかも赤穂は思った以上に近く45分くらいでいけた。
まず坂越に行った。
ここは古い港町。
古い町並みが大好き、港町が大好き~人間には避けて通れない。
ここは小さな港町。
古民家もそれほど多くはなく、それほど大きな古民家もなかった。
室津の町並みに比べるとちょっとひっそり。
でもやっぱり港町。
こんな所に住めたらいいなと思う。
これは誰でも思うらしく、景観にそぐわない大きなリゾートマンションが建っていたし、ここに住みたいという人が多いらしい。

まず旧坂越浦会所と言うところに行った。
会所というと役場の出張所みたいなもの。
でもそれだけでなく殿様が別荘みたいに使っていたようだ。
その割には小さくて貧しい部屋。

でも小さいのでかえって落ち着く。
きっと都会暮らしの人が田舎暮らしにあこがれるように
日ごろ固苦しい城住まいの殿様もここに来るときっとほっとしたのだろう。
開け放した戸から入ってくる海風が心地よくとっても涼しい。

でもそれは夏だけのこと。
冬は寒いので戸を閉ざす。
真っ暗な部屋で縮こまって暮らしていただろう。
もっともとの様にはここは夏だけの別荘だっただろうけど・・・