久しぶりに車の掃除。
車の掃除なんか・・・
年に1回もするかどうか・・・
我が家の車は走るゴミ箱
埃や土や米ぬかや、その上他の車では見られない山羊の糞までつんで走っている。
うんうん、百姓の車はこうでないといけない、と思いながら。
(山羊の糞って不思議なことにいくら掃除をしても車のどこかに潜んでいる。
山羊の糞って保護色だから・・・黒いのでなかなか見つからない)
車を掃除するたびに思う。
たまには自分で掃除したらどないやねん!と
あまりに人に頼りすぎてはいないだろうか?
自分のことじゃないか。
たまには自分で掃除しようとか、せめて人と代わりばんこに掃除をしようとか車は思わないのだろうか?
汚れ放題の車を見るたびにため息混じりに思う。
しかし足を乗せるマットにはいつも感心させられる。
外でポンポンポンと叩くたびにものすごい埃が舞い上がる。
良くこれだけの埃を溜め込めるものだと。
いくら叩いてもきりがないのでいい加減なところでいつもやめる。
まるで埃のブラックホール、
車のうちも外もあのマットを敷き詰めると埃をみんな吸い取ってくれるのではないだろうか?
掃除機をかけ、雑巾で内も外もガラスもナンバーまで拭くと、
なんと普通の車に戻った。
やれば出来るじゃない!
車を見直した。
そしてこれからはたまには自分で掃除するんだよ、と車に言い聞かせた。
ところで不思議なことに車の掃除をすると決まって雨が降る。
今度は・・・と思ってたらやっぱり雨が降ってきた。