ハタケシメジの季節がやってきた。
いつも今の時期、森林組合にハタケシメジの菌を買いに行く。
ハタケシメジは菌とプランターとバーグ堆肥さえあれば簡単に栽培することが出来る。
シイタケよりもずっと楽だし味もホンシメジと変わらない。
シイタケよりも好きだ。
菌の値段はホームセンターで売ってる原木代くらい。
それにシイタケの菌を買い打ち付ける手間にくらべると、ずっと手軽だ。
それにシイタケはキノコが出るまでに1年半かかるけど、ハタケシメジは1ヶ月半後くらいには生えてくる。
それで家庭菜園向きだと思う。
欠点は一度にどっさり生えてきて食べきれないこと。
それから2年目は難しい。
生えても少ししか生えてこない。
というわけで毎年少しだけど菌を買いに行く。
菌の値段を考えると少しだけにしておこうかなぁ・・・と思う。
毎年自宅用には4個くらいしか買わない。
袋を開けると菌がぎっしり。
思わずたじろぐ。
これをプランターに下に3センチほどバーグを敷いてそのまま2個入れる。
でもここがみみっちいところで、いつも半分に切って入れている。
でも果たして倹約になるのかどうか・・・いつも疑問に思いながら。
キノコの数は変わらないのではないか?
そのうえ余分にプランターとバーグ堆肥がかかるのではないか?と。
でもそこがやっぱりみみっちいところ。
プランターの数が倍になるのでなんか得したような気分になる。
それにバーグをたくさん入れるとキノコも増えるのではないか、という気がする。
まあそんなことはどうでもいいのだけどバーグを敷いた上に菌を乗せてからバーグをつめていく。
上にも3センチほど覆う。
最初は几帳面にものさしで計っていたけど、そんなもの適当でいい。
そしてつめ終わったら水をかけ、後は日陰におく。
乾いたら水をかけるけど、雨が当たるところにおいておくと、日照りが続かないかぎりほったらかしでかまわない。
むしろほったらかしの方が良く出来る。
それから1ヵ月半後、収穫が始まる。
びっくりするほど生えてくる。
そのうち虫にやられて裏側に白いぶつぶつがいっぱいつくことがあるので、
最初からネットで覆っておくほうがいいだろう。
そして収穫が終る。
2年目も生やそうと思ったら残った白い菌を新しいバーブ堆肥に植え替える。
そのまま雨の当たるところにおいてほったらかしにしておくと、またキノコが少しだけど生えてくる・・・こともある。