
隣の町・兵庫県佐用町上月というと上月城があったところ。
ここは山中鹿之助で有名な織田と毛利の激戦地。
石垣はないけど中世の山城の面影を残していて、城マニアは一度は行ってみたいところだろう。
ところで城の話ではなく、この城跡の谷あいにある小さな村の話。
そこが目高集落。
ここに来た人はきっととっても懐かしい気持ちになるだろう。
棚田と斜面にそのまま野菜を作っている畑。
そして古民家。
周りは耕作放棄地ばかりだけど,家の周りの田畑はよく手入れが行き届いている。
ところが今この集落が廃村になろうとしている。
明治の頃は150人いた人口も今では地元に人は3人になってしまった。
平均年齢は80を越えている超限界集落。
それから1年ほど前に他所から移住してきた人が一人。
他にこの集落からちょっとはなれた山の上に「利他の花咲く村」を立ち上げているSさんの計5人
そこで何とかこの集落を再生できないかと活動している「めだか村の会」、
一応メンバーに入って活動している。
というか根が行動力がまるでないこのぐうたら人間のこと
もっぱらいい加減な提案ばかりしている。
限界集落の典型とでもいえるこの集落がこのままは\廃村になるか、
それとも再生できるか・・・よくわからないけど、
どちらにしても日本の里山の将来のサンプルがこの小さな集落に凝縮されているようでとても興味深い。
というわけで何回かに分けて「めだか村の会」について書いていきたい。
*なお来週の土曜日(12月1日PM6時「人生の楽園」テレビ朝日系)で目高集落と利他の花咲く村が移りますので見てくださいね