ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

旅~姫新線(1)

2013年08月10日 18時16分37秒 | 田舎暮らし
先日所用で長崎まで行ってきた。
所用といっても墓参り、心はすっかり旅気分。

朝早くから山羊と鶏にどっさりと餌をやり、
「いいか、これは2日分だぞ!!」と、しっかり言い聞かせて、
リュックに着替えやデジカメを入れ、
それから、そうそうもっとも大切なもの、昨日からペットボトルに入れて冷やしていた純米酒を入れて、
旅立った。

久しぶりにJR姫新線を使った。
車に乗ってると年に数回しか使うことはない。
我が家は駅から5分(時々走ったら・・・!)なのになかなか乗ることはない。
やっぱり車があると、ついつい車に頼ってしまう。
でも電車は好き。
本が読める、他の人が運転してくれるので楽、それになにより酒が呑める!
でも・・・やっぱり車があると、ついつい車に頼ってしまう。

というわけでどこも乗客離れに頭を抱えている。
乗客が減る・・・便を減らす・・・ますます乗客が減る・・・
この悪循環。

最寄の駅は昔は駅員が5人もいたらしい。
でも今では無人駅。
昔、車のない頃は人はみな汽車を使った。
貨物も汽車で送った。
駅の引込み線には農協の倉庫がありそこから米や野菜を都会に送った。
駅には切符を売る人、改札口に立つ人、ホームで乗客の整理をする人・・・
今無人になった駅舎を見るにつけ、そんな活気のあった往時を想像する。

・・・なんて想像しながらベンチに座っていると、ほどなく1両編成の電車がやってきた。
さて座ってさっそくペットボトルの酒でものもうかなぁ・・・と、思っていたら、
うむ、いかん!座れん!!
ここは超ローカル線。
昼間は2時間に1本、朝夕は1時間に1本。
でも意外と客は多い。
とくに朝夕、中学・高校の生徒や通勤客で座れないこともままある。
それでさすがに電車の中で立ち飲みする気にもなれなくて、次の乗換駅まで我慢することにした。

コメント
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