告別式

昨日と違ってとっても肌寒い日だった。

８時に集まり駐車場の車の整理などをした。
今ではちょっと珍しくなった昔風な集落の葬式。
それでも大分簡略化されている。
昔ここにきた当時は村の葬式はそれはそれは大変だった。

葬式には立ちあえなかったけど、
マイクからミンミンゼミのような眠そうな読経が聞こえる。
真言宗だとか。
ここら辺はほとんど浄土真宗なので真言宗は初めてだ。
真宗の場合は船にゆったり揺られながら西方浄土に行くような心地よい眠りに誘われる。
日蓮宗の場合はなんともあのリズムが葬式には不似合いな悲しむどころか逆に元気になる読経。
一度だけ体験した浄土宗は確かシンバルがなるにぎやかな葬式だった。
ところが真言宗、真言密教の護摩を焚く怪しげな雰囲気を期待してたのだけど、
単調な抑揚もリズムもない読経。
言葉もよくわからなかった。
時々仏典特有の用語のほかは・・・

葬式が終わると
２時から初七日。
それまでに葬儀社の人が実に手際よく祭壇などを片づける。
まるで引っ越し業者のよう。
葬儀屋さんって肉体労働なんだね。
しかも引っ越し業者と違って前もって予約してもらうことができない。
「ねぇ、ねぇ～、死ぬなら死ぬで、前もって言ってよ。こちらにもこちらの都合があるのだからね。」
なんて、言えないよね、言いたくても・・・

でもこの集落の出張葬式、葬式の出前。
葬儀社にとってもこれはとってもいいことじゃない？
一日に１組や２組しかできないところでも出張葬式だったらもっとたくさん葬儀ができるんだからね。

さて次は健康のための水分補給。
なんか腐った・・・いやいやそうでもないか？発酵した麦茶を飲みながら、
充分に飲みながら、
やがて２時になり初七日が始まった。
今度は部屋の中に入れてもらった。

葬儀場だと坊さんが３人くらい来るのは普通。
でもそこは個人のお家。
一人で葬式も初七日もはじまった。
いったい法事って何なのだろう？
坊さんが法事の日程を配る、もちろんそれはそれでいい。
でも初七日に今では迎合して７日目にするのでなく同じ日にするのが普通になっている。
こんなことに迎合している坊さん。
初七日ってその程度のものなの？
うん、きっとその程度のものなんだろうね。
初七日だけでなく法事もみんなその程度のもの、
所詮坊さんの稼ぎの場・・・
（ごめん！もっと言いたいことはいっぱいあるけど、
ごめん！もう酔いがすっかり回ってきました。
おやすみなさい。
今日も良い日でありました。
明日もまた良い日でありますように。
うぃい～～～！
今日もまたまた酔っぱらっています。
そうそう、どうしようもない人間です。）