ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

農園の風景

2018年04月16日 17時22分30秒 | 田舎暮らし


農園はもうすっかり緑。



山も色づいた。



竹の葉も色づき、もうそろそろタケノコも終わり。
今年はいつもの3分の1~4分の1くらいしか収穫できなかった。
いつもだったら5月の連休の終わりくらいまで収穫できるのだけど・・・



水仙ももうすっかり雑草に覆われている。



こちらはスノーフレーク。
まだ花は咲いてるけど、カラスノエンドウに覆われている。



草刈り機の季節がやってきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

他人の顔

2018年04月16日 07時41分33秒 | 雑感
人は袋を2つ抱えて生きているという。
小さな袋は前に、大きな袋は後ろに背負って。
小さな袋には自分の長所が、大きな袋には自分の短所が。
それで人は自分の長所はよく見えるけど短所にはなかなか気づかない。
一方他人の短所はよく見えるけど長所にはなかなか気づかない。

昔。ある会合の席で、
「あの男は正直で義侠心もありなかなかいい男なんだが、惜しいことに、軽々しく喜んだり怒ったり、そそっかしいのが欠点だ」と話していると、
だしぬけに批評された男が部屋に飛び込んできて、批評してた男をぽかぽかとなぐった。
周りの人が「これこれ、何も言わずにいきなりなぐるという法があるものか」と止めると、
この男「だって、こいつが俺のことを怒りっぽくてそそっかしい奴だといったからだ。
やい、いつ俺が怒った、さあこの野郎、言ってみろ!」

またこのような話もある。

昔ある男が航海中船が難破してある島に漂着した。
そこは無人島でなく人一人で住んでいた。
そしてしばらく一緒に暮らすことになった。
もともとこの男は人から好かれるタイプなのでそしてすぐにその島の人と親しくなった。
ところが一緒に暮らすと、ある奇妙なことに気づいた。
島の人2人で歩いても決して先には歩かない。
いつも後ろを歩くのだった。
それで訳を聞いてみると、
「振り返って人を見るとその人の欠点がみんな見えるので、振り返らないように、後ろを歩いている」というのだった。
それで「自分は大丈夫だからぜひ振り返ってみてほしい」と頼んでも前を歩こうとはしなかった。
やがて迎えの船がやってきた。
そこで頼み込んだ。
「ぜひ振り返って自分んを見てほしい」
自分がどう映るかとっても知りたかったので。
そして嫌がる島の人を先に歩かせて、振り返らせた。
するとその表情は、とってもいやなものを見る、嫌悪感溢れる、目つきだった。
その時初めて自分がそんな風に他人に見られていたことに気づいた。

他人の顔は自分の鏡なのかもしれない。
自分自身他人の欠点にやたらと気づく人間だ。
でもそれはもしかしたら他人の顔を通して実は自分自身を見ていたのかもしれない。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする