朝はなんとも肌寒く、昼間はすっかり夏日和。
何とも何とも気忙しい。
昨日はぼかし作りをした。
堆肥づくりに比べると量も少ないのでわりと楽だ。
最初は衣装ケースを3っ使ってぼかし作りをしていた。
今はもうちょっとちゃんとした整理用のボックスを3個使ってるけど、
まあ、そんなに大差はない。
ぼかしに使ってるのは、生ごみ、米ぬか、鶏糞。
堆肥には生ごみの代わりに草や木の葉を使っている。
それは何より量の問題。
ぼかしに草や木の葉を使うとたちまちボックスはあふれてしまう。
そして生ごみは草より濃厚な肥料になるし、何よりゴミとして捨てるのでなく資源として使えるのがいい。
ぼかしは未完熟堆肥のこと。
これは肥料に使う。
一方堆肥は完熟堆肥、土づくりに使う。
こうしてぼかしと堆肥を使い分けて野菜作りをする。
こうして普通の有機農業でもなく、自然農法でもなく、
パーマカルチャー(循環型農法)を目指してきた。
外から何も入れない、外に何も出さない。
山羊や鶏い、その糞は肥料として野菜を育てる。
その野菜の一部は山羊や鶏の餌となる。
こうして農園の中で循環していく。
これが自然農法だとどうなるんだろうね?
自然農法の基本は
・不耕起栽培
・無農薬
・無肥料
もし山羊や鶏を飼ってたら、その糞をどうするつもりだろうね?
こっそり川に捨てて川を汚染させるのかな?
それともゴミとして捨てて余分なエネルギーをかけて、償却するのかな?
としたら自然農法というのは自然に優しくない農法、自然を破壊する農法ではないだろうか?
でもまあそんなことどうでもいいや。
今では我が家でも代替わりしてるけど無農薬・無化学肥料でやっている。
(現実として、やっぱりせこく貧しいパーマカルチャー~自給自足的な農業ではやっていけないよね)
でも今でも循環型農業への思いはある。
この農園の一角でちまちまやってはいるけどね。