ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

ぼかし作り

2021年04月21日 17時29分10秒 | 田舎暮らし
朝はなんとも肌寒く、昼間はすっかり夏日和。
何とも何とも気忙しい。

昨日はぼかし作りをした。
堆肥づくりに比べると量も少ないのでわりと楽だ。
最初は衣装ケースを3っ使ってぼかし作りをしていた。
今はもうちょっとちゃんとした整理用のボックスを3個使ってるけど、
まあ、そんなに大差はない。

ぼかしに使ってるのは、生ごみ、米ぬか、鶏糞。
堆肥には生ごみの代わりに草や木の葉を使っている。
それは何より量の問題。
ぼかしに草や木の葉を使うとたちまちボックスはあふれてしまう。
そして生ごみは草より濃厚な肥料になるし、何よりゴミとして捨てるのでなく資源として使えるのがいい。

ぼかしは未完熟堆肥のこと。
これは肥料に使う。
一方堆肥は完熟堆肥、土づくりに使う。
こうしてぼかしと堆肥を使い分けて野菜作りをする。

こうして普通の有機農業でもなく、自然農法でもなく、
パーマカルチャー(循環型農法)を目指してきた。
外から何も入れない、外に何も出さない。
山羊や鶏い、その糞は肥料として野菜を育てる。
その野菜の一部は山羊や鶏の餌となる。
こうして農園の中で循環していく。

これが自然農法だとどうなるんだろうね?
自然農法の基本は
・不耕起栽培
・無農薬
・無肥料

もし山羊や鶏を飼ってたら、その糞をどうするつもりだろうね?
こっそり川に捨てて川を汚染させるのかな?
それともゴミとして捨てて余分なエネルギーをかけて、償却するのかな?
としたら自然農法というのは自然に優しくない農法、自然を破壊する農法ではないだろうか?

でもまあそんなことどうでもいいや。
今では我が家でも代替わりしてるけど無農薬・無化学肥料でやっている。
(現実として、やっぱりせこく貧しいパーマカルチャー~自給自足的な農業ではやっていけないよね)
でも今でも循環型農業への思いはある。
この農園の一角でちまちまやってはいるけどね。
コメント
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