ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

冬日和

2021年11月12日 18時09分22秒 | 田舎暮らし
今朝は寒かった。
気温はたぶん5~6度。
まだ霜は降りてなかったけど、
もうそんな心配をしないといけない時。
おまけに終日、晴れたり曇ったり降ったりのなんとも安定しない冬日和。
我が家のもみじはまだ赤くなってないけど、あちこちで紅葉祭の便りが聞こえてくる。
そんな晩秋、冬も真近。
唱歌の「冬の夜」や「母さんの歌」

冬の夜
文部省唱歌
一、
  燈火ちかく衣(きぬ)縫う母は
  春の遊びの樂のしさ語る。
   居並ぶ子どもは 指を折りつつ、
   日數かぞへて喜こび勇む。
     圍爐裏火はとろとろ、
     外は吹雪。
二、
  圍爐裏のはたに繩なふ父は
  過ぎしいくさの手柄を語る。
   居並ぶ子どもは ねむさ忘れて、
   耳を傾むけ、こぶしを握る。
     圍爐裏火はとろとろ、
     外は吹雪。

この歌でなんか気になるのが「過ぎし戦の手柄を語る」と言う歌詞。
これは戦後「過ぎし昔の思いで語る」と変えられたらしい。
戦争で手柄を立てるのは悪いこと?
国を守るのは悪いこと?
外国では戦で手柄を立てるのと英雄として称賛される。
それが日本では悪いこと?
もっともっと大らかな普通の日本になって欲しいと思う

「母さんの歌」
 窪田聡作詞・作曲

かあさんは 夜なべをして
手ぶくろ 編んでくれた
こがらし吹いちゃ つめたかろうて
せっせと編んだだよ
故郷のたよりはとどく
いろりのにおいがした

かあさんは 麻糸つむぐ
一日 つむぐ
おとうは土間で 藁打ち仕事
おまえもがんばれよ
故郷の冬はさみしい
せめて ラジオ聞かせたい

かあさんの あかぎれ痛い
生味噌をすりこむ
根雪もとけりゃ もうすぐ春だで
畑が待ってるよ
小川のせせらぎが聞える
なつかしさがしみとおる

この歌は唱歌ではなく割と新しい歌。
でも唱歌風なレトロ気分満喫だ。
でもこの中で気になるのは「生味噌をすりこむ」と言うところ。
あかぎれに生みそをすり込んだら治るどころか余計悪くなりそうな気がするんだけど、どうなのだろう?

まあそれはともあれ、まもなくすぐに「冬の夜」や「母さんの歌」の季節になるんだね。
薪ストーブ、もうつけなくっちゃね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする