段々畑

田舎の原風景と言うと、
ウサギ追いし、かの山・・・ではなく
段々畑、潮騒、トンビ、魚の干物の臭い。
そんな田舎にあこがれて田舎暮らしを始めた。
でも、ここは海からかなり離れている。
それで潮騒、トンビ、魚の干物・・・はないけどこの集落で唯一残った段々畑はある。
といっても高低差１０～２０メートルの小さな小さな段々畑。
それを毎日１０往復くらい上り下りしている。
ということは・・・毎日、１００～２００メートルの山を登っているのと同じこと。
これじゃ足は強くなるよね。
確かに同年代の田舎の人よりもきっと、ずっと、足は強い、歩くスピードは早い、と思う。
でも・・・いつまでこんな生活を維持できるのかなぁ～・・・

今は我が家は集落の一番外れ、ほんのちょっぴり山奥だけど、
さらに沢を上ると割れた臼とか陶器の破片とか見つけて、へぇ～こんなところにも人が住んでたんだなぁ～と思う。
水が上から下へと流れるように人も上から下へと移っていく。
きっと上に住んでた縄文人も下に移って弥生人に同化してしまったんだろうね。

日本の原風景縄文が日本の現風景弥生に変わってしまったとき、
日本の田舎が消えるときかもしれないね。

喪中・・・

　ちらほらと
　喪中舞い込む
　年の暮れ

お通夜に行って来た。
竹細工の会の会長さんの突然の死。
１ヶ月前に入院し、退院は年明けかなぁ・・・
と言うことだったのに・・・
昨日突然の死の知らせ。

プロ級の竹細工を作る人。
誰からも好かれるとってもいい人だった・・・

里山に住んでいると、死はとっても身近に感じられる。
冠婚葬祭の冠婚はないけど、葬祭はよくある。

また一人この町から人が減った。

ホダ木作り

キノコのホダ木つくりやっと完成。
ノコギリでしこしこ、しこしこと・・・
そしてやっと完成！！

全部で７０本！
１００本切るつもりだったけど、
こんなに切って行くと我が家の木がなくなってしまいそうで、７０本でやぁ～めた！
来年の１月終り頃に菌打ちするつもりだ。
シイタケとヒラタケとナメコと・・・あと何を植えようかなぁ・・・

六つ目編みの籠

六つ目編みの籠・・・というか単なるごみ箱。
ゴミ箱と思うと気楽に作ることが出来た。

この程度だったらそんなに時間はかからない

山羊の発情が・・・

山羊の発情が・・・なかった。
と言うことは種付けは上手く言ったのだろう。
ということは来年の４月には子山羊が生まれる！

相手はシバ山羊だったので、きっと小さい山羊になるだろう。
ミルクは少ないかも知れないけど、
かわいい山羊になるだろう。
・・・と勝手に決めている。
４月がたのしみだ。

団地山羊

東京・町田市の団地山羊。
とっても気になっていた。
もし自治会で飼っていたら、はたして面倒見れるだろうか？
雨の日は、冬はどうするのだろう？
団地の樹木を荒らさないだろうか？
子供に頭突きをしないだろうか？
団地はいろんな人がいるので糞尿にまで苦情を言う人がでないだろうか？
もし雌山羊なら発情のときの鳴き声で住民は迷惑しないだろうか？
犬に教われないだろうか？
きまぐれな山羊がちゃんと草刈するだろうか？

・・・なんてやたらと気になっていた。

そのことで町田にお住まいの山羊仲間にメールしてたら新聞の記事が届いた。

住民が買ってるのでなく実験的に業者が面倒を見てたらしい。
しかも先月まで。
それなら飼えるね。
疑問の幾分かは解決。
でもそうなると採算がとれるのだろうか？
どうもそうは思えないのだけど。
でも上手くいったら面白いと思う。
そして出来れば自治会で飼えたらいいなぁ。
山羊は田舎で飼うもの、と山羊を飼うのをあきらめて炒る都会の人も、
これからは都会で山羊を飼えるかもしれないから。

海童

良く行く酒のディスカウントストアで「海童」（黒麹作り）を１１８０円で売っていた。
もちろんすぐ買った。
普通だと１４００円くらい？あるいはもっと高いかな？
でも・・・ここは買わなぁ、とばかりすぐ買ったのだった。
でも・・・本当は・・・「海童」はそんなに好きじゃない。
変な甘さの「薩摩白波」にくらべると辛口という感じがするけど、それはいいのだけど、なんかかび臭い味がする。
酒造の味なのだろうか？
でも焼酎は安酒ばかり飲んでて高価な酒はぜんぜん呑んでない。
それで味についてはまったくの素人。
舌に自信なんか全然無いのだけど・・・

昔は芋焼酎は嫌いだったけど今では普通に呑める。
ただ、困るのは臭い。
米焼酎だったらそんなに臭いはしないけど、芋焼酎だと呑んでることがすぐにわかる。
夜中こっそり隠れ酒を呑んでもすぐにばれてしまう。
これははなはだ困る。
ぜひ匂いの無い芋焼酎を造って欲しい。

雲

ふと雲の写真を撮ると、夢中になってシャッターを押し捲る。
雲はすこしもじっとしていない。
絶えず動き、形を変える。
それでやたらとシャッターを押す。



でもこれってやっぱりおかしいのかもしれないね。
雲を写真に固定しても、それはもう雲じゃない。
のほほんと流れながらも、いつも変わっている雲を
同じようにのほほんと眺めていたいもの。



弁当持参で野原に寝そべって、
夜明けから日暮れまで、ぼんやり雲を眺める・・・
そんな時間が過ごせたらいいな。

飛行機雲

澄み切った空に、凍りついた空に、飛行機雲が、
東の山から西の山までまっすぐに伸びている。
今日も一日寒い天気が続きそう。