まさかサワー1杯で二日酔いはないだろうが、
朝から、頭がガンガンしていた。
ロキソニン飲んで、1時間ほどで落ち着く。
体調も最悪で、
高校のPTAの用事もあるので、
北川先生のレッスンは休んだ。
今日は、高校PTAの文化委員主催の観劇会で、
秋劇場へ「ウェストサイド物語」を観に行く。
私は主催者側だ。
ちょっと遅れて、劇場入り口に設置された、
高校PTAの受付に着く。
ところが、山手線が事故で止まっていたらしい。
開演時間になっても、10人以上の人が来ない。
他の委員の方には、劇場に入ってもらって、
私一人で、遅れて来るかもしれない人を待った。
なぜなら、私だけがすでに1度、ウェストサイドを観ているから。
大人として、私が残るしか方法がないでしょう。
担当してくださった東京公演本部のSさんと、
四季の舞台について、雑談をかわし、
「今年観た舞台で何が一番好きだったか」とか、
いろいろお話をして、すごく楽しかった。
Sさん、大変お世話になり、ありがとうございました。
さて、しかし2時10分。
開演して、40分経過しても来ない人が6人。
最低でも、山手線が遅れた時間分ぐらいは待とうと思ったが、
来ない人に電話してみることにした。
すると、ひとりは体調を崩して入院中だという。
ひとりはチケットなくしたと言って自宅にいた。
あーー・・・がっかり。
残りの4人は後にわかったことだが、
PTAの受付を通らず、直接中へ入ってしまっていたらしい。
45分も遅れて客席に入ったなんて、
45年の観劇人生で初めてのことだ。
45分どころか、1分たりとも遅れたことはない。
開場と同時に劇場に入らないと不安なのだ、私は。
今日は公用だったからしかたないが、
スタッフに誘導されて、
真っ暗な中、座席に案内されるなさけなさ。
あんなに真っ暗だとは思わなかった。
ちょうどトニーとマリアの「Tonight」のシーンだった。
とにかく、すべて部外者のお母さん優先だから、
こちらはC席の端っこだし、
最初の45分観ていないし、
舞台は遠くて、別世界のようで眠くなるし、
樋口さんはアニタからはずれているし、
トニーとマリアは前回と同じ組み合わせだし、
グレましたよ。
すご~~~~く醒めた目で観てました。
むしろ、親子観劇室に入れてもらった方がよかったのかも。
4500円のB席を、
1500円で手に入れたお母様方の中には、
(学校からの予算が出ているから)
「チケットの価格・・・まあまあ」なんてアンケートをくれた人もいて、
(激安でしょうが!)
早起きしてチケット取った私は、ちょっとむなしかった。
観劇マナーとして、遅刻はやめてほしいです。
観劇履歴のひとつに数えられない気分の観劇でした。