2004年の7月20日に抜根した左上の奥歯。
その後たびたびトラブルを起こしながらも、
なんとか3年4ヶ月、もってくれた。
今年の6月30日。
「今度、トラブルが起きたらもうだめ」
と言われていたが、
意外に早く、今度はやって来た。
金曜の夕方、イチゴを食べていたら、
かぶせたものがポロリと取れた。
今日、仕事あがりに歯科へ寄ると・・・
中で歯が完全にどうにかなっているとかで、
(よくわからない)
ついに、40代にして抜歯ということになってしまった。
この後は、ブリッジかインプラントになるらしい。
トホホホホ。
抜歯なんて、親知らず以来だから、
22年ぶりぐらい。
即、麻酔。
周辺の歯肉を切って、
中にわずかに残った歯を抜く。
血が止まるまで、コットンを噛んでいるように言われる。
ベローチェで、心を鎮めようとしたが、なかなか血が止まらない。
痛いし、しくしく泣きたくなってくる。
第一、口がきけない。
うまくしゃべれない。
これじゃ、明日の仕事は無理でしょう。
筆談で、休ませてもらうよう店長に交渉。
痛み止めは、いつものロキソニンでいいそうだ。
あとは感染予防に抗生物質が出た。
こういうのって、たぶん翌日の方が痛いんじゃないだろうか。
歯を抜いた後、
ベッドで寝ていられて、
母親が何か食べられそうな物を運んで来てくれた時代って、
よかったな、よかったな。
大人になってからは、痛いのがつらいな。
歯を抜いた穴に血のゼリーのような物がある。
しくしくしく。
すごく落ち込む。
なんだか、朝からずっとひねくれた気分だった。
本当はディズニーランドに、ショーを観に行きたかったんだ。
でも夫に断られた。
「ちょっと体力的にキツイな」と。
たいていの所は一人で行くけれど、
ディズニーランドのような、広域移動を要する場所では、
車椅子を押してくれる人が必要である。
(わ~い、フェアリー氏とおそろい!)
でも断られた。
結局のところ、
目当てのショーは、目当ての方が出演しないことがわかり、
どちらにしろ、ディズニーランド行きは中止なんだけれども、
それでも、ひねくれ気分が治らない。
夫は、
「何か、今、見たい映画ないの?」
と聞く。
ない。
ユナイテッドシネマにでも誘うつもりだったらしいが、
1日でもないし、水曜日でもないのに、
わざわざ行くほど見たい映画はない。
私はディズニーランドのショーに行きたかったんだ。
(行っても、おめあての方はいないんだけどさ)
だんだん芋づる式に、不平不満を思い出してしまって、
(おととい借りておくよと言ったDVDを借りてなかったこととか、
千疋屋でパフェを食べ終わった後で、
『やっぱりあのDVD買ってくる!』と言い出して、
店に私を残して、上の階に買い物に出かけ、
その間、器も水も全部さげられてしまい、
『とっとと出て行ってくだされ』的な視線を店の人から浴び、
2人分の荷物を抱えて、杖をついて、店を出て、
外で立って待っていなければならなかったこととか、
あ~~、長い!)
1日中、フテ寝してしまった。
夫にも喧嘩を売りっぱなし。
何もかもが不愉快だった。
ああ、やっぱり三連休の3日目だからなの?
五右衛門のパスタ食べたいなぁ。