1/20 あなたの周りに白髪のツキさんはいませんか?
下の道を白髪男が歩いている。
私は乗り出して顔を見た。
ツキさんではない。
しかし、ここの情報がすでに飛んだみたい。
あなたの周りに白髪でツキさんという人はいませんか?
もちろんこれはフルネームではない。
どうやらこの嫌がらせにツキさんの介入は大きいみたいです、
読み手の方。
逆恨みですね。
私はかなりツキさんと親しかった。
私の前に座っていた同僚はそれが気にいらなかった。
ツキさんをよく無能呼ばわりした。
でも私は人の欠点・長所の両方を認める主義なこので、
同僚の意見は無視した。
それがどうしてツキさんの逆恨みを買うことになったのだろう?
ツキさんは会社を建てるから私に彼の会社に来ないかと言った。
そのためには私が先に退社してくれると都合がいいらしかった。
その退社をプッシュしたのがツキさん自身だ。
私が二代目社長の悪口を言っているように二代目に吹き込んだのだ。
バカ息子はもろにそれを信じたみたい。
バカは余計なんだけど、私を見ていたらそういう悪口を言うかどうか
わかるはずなのに、鵜呑みにしたからバカ息子と思っている。
私は人の、いわゆる陰口はきかない。
例えば私がAさんが嫌いで、Aさんと仲のいいBさんにAさんの悪口を言って
AさんとBさんを不仲にするようなことはやらない。
過去の人生においてもそういうことはやったことない。
でもそういう人間関係をぶち壊すことに快感を感じる人もいるのだ。
会社で何かあったって、うちでそれを愚痴ったことはない。
だから母なんて私がツキさんをとても信頼してなんでも言っていいと思っていた。
母のそういう無分別なところは止めようがないから、
母には一切本当のことは言わなかった。
それどころか、”誤報”を母に提供しておくことすらやった。
たわいのない嘘だから、誰も傷つくことはないよ!
ツキさんが私が退社するようにプッシュした理由は不明。
理由はなんであれ、邪魔だったんだろう。
だから私もツキさんにちょっとした”しっぺ返し”をやった。
それが逆恨みの原因かしら、ツキさん?
だとしたら、あのシッペ返しは効果大だったんだ。
フフフ・・・・
私、自分から手は出さないけど、
やられたら必ずやり返すよ。
これ、私の性格だからどうしようもない。
あなたの周りに白髪のツキさんがいたら、ちょっと観察してみてください。
次回にチェックポイントを言いましょう。