ab Cuore 

帰国した時ノンポリだった私が見たのは≒無政府状態の日本。
ショック、怒り、希望をこのブログに書きました。

11/23 それを患者に要求しないで

2014-11-23 08:11:27 | チーコ、カーコ、ヒナコ 他
11/23 それを患者に要求しないで

患者が死んで病院と裁判になった。
しかし、院長は証言の前日に隠していた病気で死んでしまった。

この弁護士は院長の医者としての論理で
科学・医学の改善のために死は必要なのだ

と弁論した。

事実、その医者は自分の体の解剖から、できる臓器の提供まで生前に手配してあった。

被害者の妻の弁護士は反論できず、裁判官は病院の弁護士に同意。
原告の告訴を却下したのだ。

しかし、医者や関係者の場合はそれでもいい。

何も知らず、ただ助かるためにだけ入院した患者には無縁の論だと
私は思う。

私がこんな立場にいたらやっぱり告訴しただろう。


せめて、病院側は残された妻になんらかの代償を提供すべきだったと思う。

病院・医者関係の裁判は裁判官とはいえ、検察・弁護人の証拠を含めた言い分から
判断しなければならない。

昔ほど患者側は蔑ろにされないけれど、
大病院であればあるほど、こういう被害者になるリスクは高いのだ。

どう患者は自分を守るか、大きなテーマだよね。


コメント
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