ab Cuore 

帰国した時ノンポリだった私が見たのは≒無政府状態の日本。
ショック、怒り、希望をこのブログに書きました。

8/4 死ぬって残されたものに苦痛なんだ

2019-08-04 08:39:12 | 医療関係


8/4 死ぬって残されたものに苦痛なんだ


TVをつけた。 まだゆうりさんのラジオの途中なのだけど。


回していったら智がいた。 ドラマだとすぐわかった。

どうも死ぬ役みたい。

何のガンか知らないけど、姉ちゃんの血液?か何かを体に入れて

移植は成功した。

でもそんなに遠くなく再発したのだ。


これ日テレの24時間TV内のドラマだと思う。

つまり実話。


やがて智は抗がん剤治療はやらないことを決意。

それはちょっと長生きするために、自身もかなり苦しむから。

その代り、ここが残念なんだけど、死に面しての苦痛なんかを

抑えて、自宅療法する方法。


智は再発後、女と友達に会いに行って

葬式に来てくれるか聞く。

そして彼女に両親と姉当てに書いた手紙を委託する。


その女友達は恋人に自殺された。

天国に行く智に伝言する。

残された悔しさ、それに対抗するためにできる限り生きてやるからと

伝言した。


再発後の余命は3か月だった。

実際にはどのくらい生きたかわからない。


残りの生活の中で、両親の結婚記念日のために料理したいからと

先生に強めの痛み止めをしてもらったり。

なんか調理が仕事だったみたい。

姉ちゃんに細かいレシピを残していくんだ。


この添付は智が移植後に白鳥のボートに書き込んだもの。


死ぬことは終わることじゃないってある意味、その通りだと思う。


死んじゃった人は物理的には終わりだ。

でも家族、子供、友達、恋人、関係した人たちはその人の死をもって

生き続けているのだ。


死んだほうは物理的に終わるけど、

関係した人たちは愛すれば愛するほど、その人の死を引きずる。


引きずらない生き方もあるんだろうけど、

多かれ少なかれ、問題の起点がそこに行く。 行ってしまう。


このドラマは幸せな死だったと言えると思う。
コメント
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