4月1日(水) 11/16℃
青春とは!
雨の天気もコロナ禍も含め何かと鬱陶しい新年度の始まりだ。 仕事をしている人は大変なスタートの時期。 リタイアし仕事をしてない老人はそれなりに・・? でも結局は暇だ! と聞いた。
一概に老人と言っても、オレは老人じゃないシニアだ、ゴールデンエイジだと胸を張り活動する人もいるし、TVで聞く若者が蔑むような目で見るという元気なのに菜っ葉の萎れたようなヨタヨタ状態の老人も見る(かく言う自分もこの一週間はその状態だったなー) 何が違うのか!? 考えたがそれは夢があるかないかだと。
また歩き旅の話だが、大坂城から江戸城まで東海道53次を一人で歩くと宣言した時、周りはみんな75歳の老人がそんな夢はムリだ! と、誰一人実際に行動するとは思わずに笑った。 でも大阪・箕面から千葉・浦安まで40日かかったが歩けた。 若者も老人も生き生きと生きるためには生き甲斐を必要とするが、それは夢があるか、生き甲斐とする目的があるかだと思った。
昔から愛読する本の一つを書棚から出してみた。 青春とは・・ となれば誰もが知るサムエル・ウルマンの詩だが、彼が78歳の時の作品を再度読んで心に刻む。 そしてこの詩を新生活をスタートする若者に贈りたい・・
「青春とは人生のある期間でなく、心の持ち方を言う・・・ 年を重ねただけで人は老いない 理想を失うときに初めて老いる・・・ 歳月は皮膚に皺(シワ)を増すが、熱情は失えば心がしぼむ・・・ 20歳だろうと人は老いる 頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、80歳であろうと人は青春にして己(や)む・・」<抜粋>
自分は今その夢と理想の青春をとらえて生きているか? と自省する
・青春に込めた思いはまだ消すな
・青春の夢と希望は老いてなお
・老い楽は心の持ち方生き甲斐に
・生き甲斐に目的あれば頑張れる 頑爺
先日、東海道歩き旅で通った深川の富岡八幡宮の境内にある伊能忠敬に青春を見る 碑には「寛政12年(1800年)4月19日、55歳の伊能忠敬はこの地から全国測量の旅に出発した・・」と、220年前の事だ。 江戸時代の平均寿命は40歳ほどとされる頃、72歳になるまで今の北海道から九州までくまなく歩き測量して初の日本地図を完成させたのだからまさに青春だ。
深川の富岡八幡宮にて <千葉へ向かう3月22日の朝通る>