ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

解体現場

2008-11-07 11:12:58 | スペインの生活
今日のペドロランドの天気は

かえるさんのブログにときどき解体現場が出てくるので、一度解体現場の写真を撮ってみたいと思っていたら、ペドロランドの隣接住宅地で住宅の解体が行われていた。残念ながら、午後2時~4時のシエスタタイムにあたっていて、がてんのお兄さん(っていうのかな?)たちの姿は見られなかった。機械類も休止中。

ここはいわばペドロランド2というべき住宅地で、家のスタイルはペドロランドとほとんど同じ。ペドロランドを建設したのと同じ開発業者が分譲した住宅地なのだが、この部分にまで来た時点で、すでに固い岩盤は終わっていた。そこで、どこかから土を持ってきて、崖下の土地に土を盛り上げたところに建てたのが、これらの家。が、人が住み始めて数ヶ月もすると、やわらかい地盤が沈下し始め、壁に亀裂が入ってきた。外からでも亀裂を通して中の壁が見えるほど。その後、住人たちは立ちのき、損害補償を開発業者に求めていたが、開発業者のほうは金を返すの一点張り。3年前に払った金をそっくり返してもらっても、2002年現在では住宅価格があがりすぎて、同じ規模の家を新しく買うことはできなかった。そこで交渉は決裂していたわけだが、どうやら解決したらしい。今週からやっと解体工事が始まった。4軒の家が隣り合わせ・背中合わせになった造りで、この工事で3棟・合計12軒が解体されることになる。一度は誰かの家だった中身が道路から丸見えなのは、なぜか悲しい。

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