土曜日にはマーケットが出る。ペドロランドのあるプラヤ・フラメンカにストリート・マーケットができたのは今から4年ほど前だ。ある日突然、市役所からお達しがあって、マーケットが始まった。住宅街の普通の道路に土曜日の午前9時~午後3時まで市が立つ。こういうのはイギリスの常識では考えられないと言うので、地元の英字新聞では当初ちょっとした議論を呼んだ。土曜日は休暇を過ごす人たちが到着したり、あるいは母国に帰って行くことが多い。そうした移動の多い日の朝6時から午後3時までに、この道路がほとんど通行止め状態になるのは、近所に住む人や別荘をもつ人たちにとって不便きわまりない。こんな重要な決定を住民に相談無く、突然市役所が実行に移すのはとんでもないというのが、反対派の意見であった。一方、賛成派の意見は、マーケットはスペイン人の生活の一部である。せっかくスペインにいるのであるから、それを楽しめば?というものであった。
結局のところ、反対派の心配はかなり悲観的な観測だったようだ。あらかじめ、土曜日は近辺の道路の渋滞を見込んで早めに家を出るとか、前日の夜に自動車を車庫から出しておいて、裏道に駐車して置くとかすれば、この問題は防げる。我が家はこのマーケットから直線距離でほんの100メートルほどしか離れていないのだが、一度に何百人もの人々が行き来するマーケットがすぐそこにあるとは思えないほど、土曜日も静かだ。午後4時半までには、ゴミ収集車が来てきれいにゴミを片付け、またもとの静かな住宅街の道路に戻る。兵どもが夢のあとである。
値段のついているものは、その値段でしか売ってくれないが、値段のついていないものは、交渉の余地ありだそうである。モロッコ人やアルジェリア人の露店にこの類が多い。やっぱり値切るのはお国柄であろう。「ハウマッチ?(いくら?)」と聞くと、「ハウマッチ?(いくらなら買う?)」と聞いて来る。わたしは面倒くさいので、この手の店には寄らない。値切る手間を惜しまない人だったら、いい買い物ができるだろう。残念ながら、このマーケットは観光客主体なので、あまり安くない。うっかり値段表示の無い野菜など買おうものなら、スーパーの倍くらい払うことになる。しかし、いい点は800メートルほどの一直線の道路の両側に露店が出ているので、まず行きは値段を比較して、戻るときに一番安かった店で買うということが可能であることだ。
普段はイギリス人の多いマーケットであるが、先週の土曜日(3月26日)はいつもよりスペイン語が多く聞かれた。やっぱり、イースターはスペイン人の休暇シーズンなのだろう。
結局のところ、反対派の心配はかなり悲観的な観測だったようだ。あらかじめ、土曜日は近辺の道路の渋滞を見込んで早めに家を出るとか、前日の夜に自動車を車庫から出しておいて、裏道に駐車して置くとかすれば、この問題は防げる。我が家はこのマーケットから直線距離でほんの100メートルほどしか離れていないのだが、一度に何百人もの人々が行き来するマーケットがすぐそこにあるとは思えないほど、土曜日も静かだ。午後4時半までには、ゴミ収集車が来てきれいにゴミを片付け、またもとの静かな住宅街の道路に戻る。兵どもが夢のあとである。
値段のついているものは、その値段でしか売ってくれないが、値段のついていないものは、交渉の余地ありだそうである。モロッコ人やアルジェリア人の露店にこの類が多い。やっぱり値切るのはお国柄であろう。「ハウマッチ?(いくら?)」と聞くと、「ハウマッチ?(いくらなら買う?)」と聞いて来る。わたしは面倒くさいので、この手の店には寄らない。値切る手間を惜しまない人だったら、いい買い物ができるだろう。残念ながら、このマーケットは観光客主体なので、あまり安くない。うっかり値段表示の無い野菜など買おうものなら、スーパーの倍くらい払うことになる。しかし、いい点は800メートルほどの一直線の道路の両側に露店が出ているので、まず行きは値段を比較して、戻るときに一番安かった店で買うということが可能であることだ。
普段はイギリス人の多いマーケットであるが、先週の土曜日(3月26日)はいつもよりスペイン語が多く聞かれた。やっぱり、イースターはスペイン人の休暇シーズンなのだろう。
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