


フランスに到着して再びパン焼き器を使い始めているのだが、どうも昨年と勝手が違う。1度目は前年どおりの焼き上がり。ところが、同じ分量で作ったつもりなのに、2度目はご覧のとおりの失敗だった。
取説の「トラブルシューティング」によると、「イースト発酵後崩れたようだ」というのにあたるのではないかと思うのだが、原因は「小麦粉の質が悪い」か「イーストの量が多すぎる」か「水の量が多すぎる」ということであった。小麦粉については、イギリスから買ってきたばかりのものを使ったので、質については疑いの余地はないと思う。むしろ、昨年の残りの小麦粉を混ぜた1回目こそ失敗しても不思議はなかったのだが、こちらは成功している。
イーストの量は前回と同じ小さじ1杯。賞味期限が切れているのが問題か?でも、これも1回目はもっと条件は悪く、去年使い切らなかった、すでに開いている袋を使ったのだから謎。水の量はちょっと多かったかもしれない。すっかり油断しきっていて、かなり大雑把に計っていた。わたしのような性格はやはりパン作りには向かないようである。
以上の反省を踏まえて、3回目4回目に挑戦したのだが(4回目はさらに水の量を減らした)、やはり結果はあまり変わらない。4回目は若干ましであったが、やはりふんわりとは盛り上がらなかった。合計2袋(2キロ)以上もイギリスからわざわざ持ってきたグラナリー小麦粉を無駄にしてしまってがっかり(でも、もったいないので、ぐちゃっとしたパンを我慢して食べたけど)。
パン焼き器でも天候のせいで発酵具合が違うとかあるのでしょうか?
失敗したときの原因って難しいんですよね。
最近教えた方から、自宅で焼いたらイーストの匂いがきついと言われて、どうしてなのかいろいろ考えてしまいました。
パン焼き器を使ったことがないのですが、写真を見た感じ、生地が粗いような気がします。
夏場になると温度が上がるので、パン焼き器の場合は粉や水を冷やしておくほうがよいようです。
この時期、凄く発酵が早いです。
ドライイーストもあまり古いと膨らまないようです。保存は冷凍庫がおすすめです。
オーブンがあれば、一次発酵終了で生地を取り出して、ガス抜き、丸めなおしで天板で2次発酵させ、倍くらいになったら180~200℃で20~30分焼くというのもいいかもしれません。
またうまく焼けるといいですね。
参考になりそうなところをあげておきます。
http://mari2.net/hb/qanda2.htm
http://national.jp/studio/bakeryclub/faq/faq_category_02.html
やっぱり、gozenさまのPanasonicでも同じようなことがあったのですね。わたしはいつもタイマーにして朝焼きあがるようにしているので、実際にパン焼き器が動いているところを見たことがありません。今度は昼間に焼いてみて、ねっている段階を観察してみたいと思います。
kmyさん、参考サイトまで教えてくださって、どうもありがとうございます。季節要因もあるのですね。粉を冷やし、冷水を使う方法を試してみます。
また材料を入れて試すと一度分の材料が無駄になるかもしれない。
いつも寝かせるところから始まるコースばかりだったので、材料を入れずに試してみるという方法を思いつきませんでした!白パンの短縮コースというのにしたら、すぐにこねるところから始まったので、チェックしてみることができました。結果は、ちゃんとモーターも動いて、羽根も回っていました。ということは機械の故障ではなさそうです。とりあえず、よかった。
今度は陥没せず、上部がふっくらと膨らみました!400グラム使うべきところ、残っていた小麦粉が350グラムだけだったので、ちょっと背の低いパンになってしまいましたが。パン生地自体は少ししっとりめ。これで、成功パターンが見えてきたぞと思ったのでしたが、イギリスから持ってきたグラナリー小麦粉はこれで終わり。ということで、次回からはフランスの多穀物パン用小麦粉に挑戦です。この場合、フランスパンコースにするか?それとも、普通の全麦粉コースにするべきか?試行錯誤は続きます。