星くず雑記

日々の出来事は煌めく星くずのように…

宝塚歌劇団『ASIAN WINDS!』感想

2006年02月12日 12時18分39秒 | OSK・宝塚(OG含む)
併演の『落陽のパレルモ』感想はこちら

とっても面白かった
左右花道にスクリ-ンが有って、そこに場面ごとに映像が映るしくみ。
でも全場面に映るのは、ちょっとしつこかったかな。

最初のモンゴルの場面。男役の群舞が格好良い。
花組は序列がしっかり衣装にあって、
女帝夫妻が居座るどこかの組とは大違い…

支那の場面は装置が素敵。青い光がどんどん落ちてきました。
何かと思ったら、どうやら光ファイバーの束のようで。
曲も踊りも幻想的でした。

服部良一メドレーは、もっと衣装に工夫があっても良かったかも。
日本のレトロな感じが欲しかった。
でもノリが良くて面白かった。
彩吹華城(=ゆみナル)の並びもかなり(・∀・)イイ!!

「山寺の和尚さん」の最後が「NTT」「東日本!」「西日本!」「フレッツシアター」になってました。
「東京の屋根の下」で蘭寿とむがメガネ&直立不動。
さらに次「カンカン娘」のとき、遠野あすかにそのメガネをかけました。
可愛かったし面白かった
そして、中詰め銀橋でラインナップし最後、春野寿美礼様が「電話も使ってね」とぽつり。
うーん、さすがは貸し切り公演

コリアン幻想は、チャングム一色。
だけど現代の韓国~昔の朝鮮との繋がりが意味不明。もったいなかった。

トップコンビのデュエットは綺麗だったけど、
どうせなら大階段でやればよいのに…

ロケット(ラインダンス)は釣り紐が絡まった子がいて一生懸命踊りながら外そうとしますが
絡まったまま。そこを後ろの子(男役)が、振りで手を挙げたかおろした瞬間に
さっと外しほどけました。良かった、よかった。

大階段での黒燕尾はさすが花
群舞の美しさも宝塚の魅力。
でもトップスターの春野様は踊らないで、歌うだけなのね。
でも別に良いわ…春野様の歌声が好きだから…

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ゆみこさんは今、花次期トップを目指している……なる噂を聞きました。
(ソースは花組下級生ヲタの知人)

一見、春野寿美礼様に劣るようだけれども、堅実に力を積み上げてる。
だから、トップになったら花開くと思う。

母曰く、「昔の大地真央に対する剣幸みたい。」
とのこと。確かに。
2番手時代は、実力はあるがやや地味だった剣幸も、
トップ就任後は6年も君臨したもんね
そこまでとは言わないが、ゆみこさんのトップが楽しみ

・・・でも、同期のきりやん(霧矢大夢・月組2番手)との兼ね合いもあるからなぁ・・・


やっぱり今回見て、ナルちゃんが良い。すごく好きになりました
ショーの二人の並びも良かった。
二人ともトップになって欲しいし、このコンビだったら最高

(11/3/15 追記)
ゆみナル、どちらも残念でしたなあ……
短い夢でした。
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宝塚歌劇団『落陽のパレルモ』感想

2006年02月12日 11時42分48秒 | OSK・宝塚(OG含む)
併演の『ASIAN WINDS!』感想はこちら

落陽のパレルモ…良かったです。宝塚的な作品です。
ただ……セリフがかゆい
特にヴィットリオがアンリエッタの部屋に忍んでくるシーン。
これらのセリフが歌詞になってれば、そう感じないでしょうに。

(内容)
あと、ヴィットリオ&アンリエッタ(1860年代)と
ひ孫世代、ヴィットリオF&ジュディッタ(1942年)の話の関連性が弱い気が…
名前が同じ、許されぬ恋に苦しむ…それだけじゃ弱いかも。

最後は二組ともハッピーエンドなのに、そこに行くまでのどんでん返しが弱いと思うが…
身分違いの恋→別れを決意→ヴィットリオ貴族として認められる→ハッピーエンド
貴族として認められるだけで、すべて解決しちゃうの
ちょっと、拍子抜けなエンディングでした。

(出演者)
そのヴィットリオの母親役、フェリーチタに私はほろっと来た
結局別れを選んだ?捨てられて?、少し精神異常をきたしてしまった…
華城季帆の声は綺麗なんだけど、
「おとうさまは」の部分だけ、ちょっと作ってる感じがなぁ…
話すテンポも、私はゆっくり過ぎたと思うんだけど。。いやナルちゃん好きですよ。
終盤の歌はすごく良かった。
回想シーンで、
「お父様は海賊を退治しに行っているから、私たちに会いに来られないのよ」
「でもお母さんはもう待つのに疲れてしまったから、お父様のところに行くわ」
ヴィットリオが一緒に行くというのを制して、
ロザリオを渡し息子がそれに夢中になっている間に、海へ身を投げてしまう…
そこに、野々すみ花演じる子ヴィットリオの絶叫…ほろっと来ました。


……でも貴族の男&平民の女は、
結婚すると貴族になれるんじゃなかったっけ?


逆に貴族の女&平民の男は、結婚しても貴族になれない…
「ヴェネチアの紋章」(91年花組)はそれで苦悩してましたが。。。

ルチアの桜一花も良かった。
明るくて可愛くて、何より顔が小さい。
でも、拘束されて小突かれた時の、うめき声が実に悩ましい。

花組は、子ヴィットリオの野々すみ花をはじめ、子役がみんな上手い。
不自然な気持ち悪さがない。いまのところ最高の子役は雪組・山科愛ちゃんかな。
あと泣きが上手いかも。
葬列の子供芽吹幸奈、マチルド桜乃彩音の泣きが良かった。

だけど、最後のシーンはヴィットリオ&アンリエッタだけにして欲しかった。
わざわざひ孫カップルと一緒にいる必要はないと思う。


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面白そうなんですけど

2006年02月01日 23時53分29秒 | 天文・SF

図書館に行ったら、リサイクル図書があって
面白そうな本があり、もらって来ました。
荒巻義雄さんの「ビッグ・ウォーズ」シリーズです。

もともとSFが読みたかったんですけど、初心者なので、
何がおもしろいか分からない…
そこに今日のリサイクル図書。

荒巻さんって、紺碧の荒巻さんだよね
おもしろいかも…
ということで、そこにあった5冊全部貰ってきました。
銀英伝以外のSFを読んだことがないので、とても新鮮でした。
映画とかマンガでは結構読んだことあるけど・・・

本編はかなり面白いと思うんですが(まだ読み途中)
外伝(枝編)をちらっとみたら、人名とか艦名がモロ日本風
ちょっとがっかりしました・・・

それにしても70年代後半~80年代前半は夢があって良いなぁ。
スター・ウォーズ、ガンダム、ヤマト、999…+銀英もね
まさにSF全盛期
そりゃ、月に人類が到達して10年強、21世紀まであと20年強。
夢もあったよね。
私は、そのころのゲームとか服装とかに憧れます。
そのころに20才ぐらいでいたかったなぁ…

(11/3/15 追記)
その後、一応、通して読みましたが、
途中で混乱してしまいました。
読み返したいのですが、また例の如く「自室内で紛失」。

主人公の恋人の献身が美しかったと記憶しています。

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