星くず雑記

日々の出来事は煌めく星くずのように…

映画『死の秘宝 Part2』感想

2011年07月17日 13時49分44秒 | 海外文学
ハリポタ眼鏡欲しさに、ワーナーマイカルで観てきました。
正直、不満だらけです。

ロンハー的にはまあ満足、
ルートン的には、第6作『混血のプリンス』に続き不満。


(以下、ネタバレを含む)


<感想>
なんで、テディが登場しないんだ(怒)
・しょっぱなから字幕が「自由なしもべ妖精」(怒)
・Alwaysの訳を統一しろ(怒)
・ネビルナ捏造乙w
・マルフォイさん帰っちゃったw

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Part1では、ピント外だけど
あんなにルートンで映り込んでたのに、
結局、私の期待を全て裏切ってくれましたとも。
あの手は何だ、あの手は……(無念)
Luke Newberry がテディをやるんじゃなかったのか?
テディがいないなら「19年後」の意味が無い。

アンドロメダ・トンクスは、
姉:ベラトリックスはヴォルデモートの側近中の側近だし
妹:ナルシッサ・マルフォイはマルフォイだしw
娘:ニンファドーラは姉に殺され、夫も娘婿も姉も失うと言う
純血・混血・マグル生の差別意識や対立に起因する
英国魔法界の動乱を象徴するような女性です。
彼女には、孫のテディ・ルーピンだけが残された。

そして生後数週間〜1ヶ月強で両親を失ったテディは、
ハリーやヴォルデモートのように孤独で不幸な少年時代を送るのではなく、
「19年後」に健全な青年に育ち、幼なじみで美貌の恋人も
親しく交流するGodfather(後見人・代父・名付け親)ハリーもいる。
ハリーとシリウスには望めなかった幸福な義理の家族の姿がある。

なので「19年後」というのは、
主要メンバーが大人になりました、
その子供達がホグワーツに入学します、
めでたしめでたし(^ω^)
というそれだけのサービス場面ではありません。
テディの存在が、不幸の連鎖が終わったことを象徴しているのです。

100歩譲って、ルーピン&トンクス夫妻がまるごとカットでも
テディというのは非常に重要な存在で、削るべきでは無かったと思います。
特典映像で何かしら補完されることに期待します。

--
Alwaysについて、
スネイプとリリーがそれぞれ発言しています。
静山社版に合わせるのではなく、
二人とも「ずっと」で良いんじゃないかと思いますけどね。

松岡佑子の静山社版で許せないのは
(固有名詞を含む)訳語が統一されていないことです。
同じ言葉が使われていると言うのは、重要なポイントですから
日本語版でそれが楽しめないと言うのは残念です。
※関連リンク:ハリポタ日本語版の不思議

セブリリは、海外・国内問わず二次創作で見かけたまんまで
逆にびっくりしましたw



(ネタバレここまで)


はじめてハリポタを観たのが2002年初頭で
原作(和書)を一気に読みました。
その後、中学・高校〜完結までリアルタイムで読んでいました。

私の年齢が変化したこともあるのですが、
主人公トリオより、兄世代が気になってたまりません。
一応、リアルタイム時からチャーリーが気になってはいたのですが。
この先、親世代、爺世代へと関心が移っていくでしょう。
それはそれで楽しみだったりします。

続作があるなら、後日談よりは
第二次世界大戦を背景に、
ダンブルドアとグリンデルバルドの愛と死闘……
(※ダンブルドアはゲイです)
というダングリとかめっちゃ見たいですww

-----
2001-11の映画シリーズには
突っ込みどころも不満もあるのですが、
残りは原作(洋書)を読みつつ、妄想で脳内補完しますw

ハリポタは世界史に残る作品ですから、
ひとつの時代に立ち会えたことは、感慨深いです。

ありがとうJKR!

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映画『死の秘宝 Part1』感想

2011年01月20日 09時08分16秒 | 海外文学
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 (1枚組) [DVD]

11/23に一回目、1/19に二回目を観賞しました。
一回目の観賞の後、ハリポタ熱が再燃したため、
映画の印象は全然違って見えました。

総じて、つまらない映画です。
一回観る分には、結構面白かったのですが、
二回目以降は、驚く場面も分かっていてつまらないし
細部まで凝っているとも言い難く、いまいちです。

では、ストーリーの流れに沿った感想をば。
(※原作7巻のネタバレ含む)


-----
冒頭、ダドリーの握手が無いのは最悪。
絶対に省いてはいけない場面だった。
(※DVD/BDの特典映像に含まれています)

遅刻したスネイプwは、無駄にかっこいい。
ヴォルデモート役のファインズの「セブルス…」という
冷酷だが甘ったるい声が素敵だった。
スクリムジョール役のビル・ナイ様が素敵。

ハリーのもとに、続々と仲間達が集まりますが、
ビル×フラーとか、突然すぎるし
ルーピン×トンクス夫妻は、前作でエピソードを排除したために
いつの間にできてたんだと。
映画派の人は、理解できたのかしら。
この2組のカップルには、壮絶なドラマがあってだなあ…
ビル兄さんは、爽やかで素敵。

日本語吹替え版では「私たちに赤ちゃん…」
字幕版では「私たちに良い知らせが…」
とトンクスが言ってる訳ですが、おいおい
妊婦を危険に晒していいのか
※原作では、逆算するとすでに妊娠していたのですが、
本人達も気付いていない微妙な時期だったり。


皆が変身してる間に、窓際で手を繋いでたりするルートンに萌え。

ウィーズリー邸に、トンクス-ロン組が到着した時、
ハーマイオニーがちらりとルーピンの方を見てから、
それぞれの愛する人のところに駆け寄る演出に萌え。

えー、あと、結婚式の場面で、
ハリーがミュリエルとドージから、ダンブルドアの話を聞いている時
そばにルーピン夫妻がいるんだな。
モリーさんと話してたり、まあ、妄想は付きませんが
お願いだからちゃんと映して。
ルーピン役のシューリスのお手てが、ああ美しい。
ラブグッド父娘萌え。

で、ルーピン逃亡事件はカット。

魔法省潜入は、ほぼ原作通りなのに、
演技の妙で、面白かった。
唯一残念なのが、ムーディーの義眼を回収→埋葬を改変したこと。

あと、ラジオ(騎士団の地下放送か)で、死亡・行方不明者を読み上げているが
そこに、テッド・トンクスが入っていなかったこと。

ロンハーは、ロンの視線や
旧ブラック邸の描写(手を繋いで眠る、ピアノ)で大満足。

ハリーの墓参は切なくて良かった。
もう、テディに重なって見えて……(´;ω;`)

台詞なしだが、超絶美形のグリンデルバルドが印象に残る。
あれなら、ダンブルドアが恋しても仕方ないって。

牝鹿のパトローナス、結末を知っていると
胸に突き刺さるものがある…

マルフォイ邸、穢れた心のおねえさんには、
「百合調教」にしか見えませんでした(*´д`*)ハァハァ
ベラ様最高や。
やつれ、怯えるマルフォイ家の皆さんも素敵。
さりげなく、ベラ様の髪がハーマイオニーに付着して、伏線になってますね。
ドビー、君は輝いていた!

全体的に、どこを3Dにしようとしたのか分かりやすかったです。
今回は間に合わず残念でしたが、次作での3Dが楽しみです。

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6作目で、トンクスとフラーのエピソードをカットしたので、
私の中では、だんだん公式の映画とは思えなくなって来ております。
(別物として楽しんでます)

次作で、ちゃんとルートンが補完されていれば、
諸手を上げて、立場を翻しましょう。

成人テディが登場する以上、テディ誕生と
後見人(名付け親)依頼のくだりが、ないはずは無いので、
その時に、トンクス嬢の花嫁衣装とかですね、
ご夫婦の記念写真とかですね、ちょっと動く写真で
出してくれれば良いだけですよ。数秒で良いんですよ。

冒頭が、テディ誕生→ルーピン出立→貝殻荘
ならば、文句は何もありません。

お願いしますよ。

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ハリポタ妄想が止まらなすぎてヤバい@2011

2011年01月05日 16時13分25秒 | 海外文学
11月下旬に、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1』を鑑賞して以来、
ハリポタ熱が下がらなくて困っています。

正直、原作を読み込みすぎて、
映画版が公式だと思えなくなってきました(死)
やっぱり、第5作のトンクスとか、第6作のトンクスとか
第7作のトンクスとか、カットしちゃいけなかったよね。

古いブログ記事を発掘したところ、
映画:不死鳥公開当時にも、同じことを思ってたみたいです。
ロンハー以外、全く記憶がありませんでしたが。
映画「不死鳥の騎士団」の感想
映画:謎プリは、森功至の吹替えと「アーマイオニー」しか記憶にありません。
(こちらは、感想を書き残していません)

それでも、今月下旬には、もう一度、
映画を観に行こうかと思っています。
前半の、結婚式の場面までで十分なのですが。

だんだん分かって来たんですが、トンクスがすごく好きみたいです。
基本的にルートンが好きなんですが、
大人編(1995-97年、原作5-7巻に相当)より、
子供編(1975-81年)あたりの方が、萌えますね。13歳差だし。
妄想の余地があると言うか。
その他、シリウスおじ様や、同い年のチャーリー
とも交流があったはずだよね。

すると、トンクス母:アンドロメダを含む、
ブラック家三姉妹も、妄想が膨らみます。
ちなみに長女ベラトリックスは、ヴォルデモートと25歳差…
これは美味しすぎるw

よくよく考えてみると、私が好きな
竹宮恵子『私を月まで連れてって!』も17歳差だったり
私を月まで連れてって!―完全版 (1) (JETS COMICS (4241)) 私を月まで連れてって!―完全版 (2) (JETS COMICS (4242))
 (右:ニナ11歳、左:ダン28歳)

健全な歳の差カップルって、素敵ですね。

…それで思い出したのが、『ふしぎの海のナディア』の
サンソンとマリー(23歳差)。
すいません、アニメは未見です。
かなり衝撃的だったようで、当時のアニメージュの読者欄に
数多くの反響が寄せられたおり、気になっていたのです。

サンマリが有りなら、ヴォルベラも有り……か?

新年最初の更新が、こんなのですみません(笑)
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英文二次創作にハマってますので、
多読ブログからトラックバックしました。
よければご覧下さい。


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ハリー・ポッター熱再燃!

2010年12月02日 17時11分53秒 | 海外文学
先週「ハリー・ポッターと死の秘宝 part1」を見てきました。

で、「謎のプリンス」って何だっけ
(正体が誰かは覚えていたけど、理由を忘れた)
と読み返し、

親世代・兄世代っていうか
ルートンにハマった

-----
リアルタイムで刊行していた時には、
主人公3人組と歳が近くて、そっちに感情移入してました。

カップリングでは、ロン×ハーマイオニー
キャラクターでは、セドリック・ディゴリー
が大好きでした。

参考:当時の記事
2005 ハリー・ポッターの世界展
映画「炎のゴブレット」感想


4巻以降は、発売日当日に買うほどでしたが、
ぶっちゃけ5巻以降、
ロンハーがきちんとくっつくかばかりに集中していて、
物語全体の流れが全然わかってませんでした

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(以下、ネタバレ含みます)
それでですね、映画「死の秘宝 part1」を見て、
はしょられてはいたけど、いつのまにかデキてたルートンを見て、
何か違和感を感じ、ついでにいろいろ記憶が曖昧なので
「謎のプリンス」をパラパラと読み返して、
29章で判明するトンクスの深い愛情に衝撃を受けた訳です。
七変化で陽気なおっちょこちょいというイメージしか覚えておらず、
四つ足の守護霊のくだりは、全く記憶になかった。

以後、巻末から逆に読むと言うアホさ。
ルーピンってこんなに素敵なおじさまだったかしら?w

6巻はロンハーの「アーマイオニー」事件がすべてで、
あとは最終巻への繋ぎとして、あまり好きではありませんでした。
もちろん、これからはバイブルです。
フラーの「私一人で二人分美しい」なる名言は覚えてたんだけどなあ。

むしろ記憶が曖昧な「不死鳥の騎士団」から
読み返すべきでしたな。
そうしたら「ニンファドーラと呼ばないで、リーマス」から
ニヤニヤしながら読めたのにw

映画版では完全に改変されてるので、
すっかり失念してました。

-----
ところで、翻訳がひどいと言われ続けて久しいですが、
ルートンにハマって、かつ英語力の向上により原書を読めるようになって
その酷さを痛感しました。

ルーピンの髪は鳶色でなくライトブラウンだし、
トンクスの顔は"ハート形"ではなかったのです。
ハート・シェイプとは、ほっそりとした顎にふっくらした頬の模様。
google 画像検索
※「風とともに去りぬ」でメラニーの容姿が"ハート形"と訳されていたが、これも誤用か

銀英伝・星矢と、作品世界の表現に
わざと難解な言葉と当て字で成功した作品もあります。
しかし、ハリポタに関しては、
中世的で古めかしい習慣と、現代っ子(1990年代)の対比が
面白いんじゃないかと思うので、
無駄なところまで和語を多用した訳は、失敗と言えましょう
誤訳もあれば日本語の誤用もあって……

英語が読めるようになって、本当に良かったです。
ここ数日、「謎プリ」原書のルートン箇所を読み返しまくり
ニヤニヤしています。
こんなに萌える英文は、いまだかつて出会ったことがありません。

映画ではしょられたのが無念極まりないので、
(トンクスの守護霊の変化は、スネイプの守護霊とも関わる重要なエピだと思うのに…)
図書館にあった英語版朗読CDで脳内補完しました。


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「トワイライト」をやっと読みました

2009年06月09日 21時52分23秒 | 海外文学
アメリカで大ヒットしたジュブナイル小説(=ライトノベル)
「トワイライト」の原作をようやく読みました。

トワイライト 上 (ヴィレッジブックス) トワイライト 下 (ヴィレッジブックス)

ロバート・パティンソンに注目していたので
映画は、4月中旬に見に行き、原作も読もうと思いつつ
ダラダラと6月に至った訳です。

映画は、かなり原作に準拠していますね。
派手さはありませんが、見ていて疲れない良作だったと思います。
久しぶりに、アメリカのハイスクールに憧れました。

原作は、ライトノベルということで敬遠してたのですが
文庫版の質素な装丁に加え、
訳文にカタカナ語や若者言葉を多用していないので
軽薄な感じはしませんね。
雨の日に、自宅でまったり読むのにオススメです。

(以下、軽いネタバレを含みます)


前半は、まったりと神秘的な美青年との恋の過程を描き、
キャラクターたちの性格・町の情景・吸血鬼の設定を
読者がかなり飲み込めてきたところで
終盤は、一気にヒロインの危機になり、緊張しながら
ラストまで読み切りました。

原作を読んだところで、映画をまた見たくなったので
DVDが待ち遠しいです。


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