日々是好日・・・とは限らない

島暮らし8年目。犬の幸せは人の幸せ。NO DOG NO LIFE

猫元気

2005-03-31 17:16:33 | 日常

点滴、注射、投薬された猫は、その後すさまじい
回復を見せ、その小さい体の何処へ入るのかというほどの食欲。

それに伴いめちゃくちゃ力もついてきて
人の体に平気でよじ登ります。

腹が減ったと鳴き、ココから出せと騒ぎ、
寒いと不平を言い、体を拭いたり耳掃除をすれば
放しやがれと大暴れ。
この王様っぷりは猫ならではなのか?

人の気も知らないでちっとは遠慮というものを
知りやがれとつまんで箱に投げ入れても
すきあらば脱走を試みる野生のたくましさ。

ま、元気なのは良い事です。

意外なのはエル。外ではあんなに獲物扱いしてたくせに
家に入った途端、お母さんに。
猫の体を舐めまわし(時々噛むけど)
猫が鳴けば直ちにすっ飛んでゆき
夜も寝ないで猫の番をするかいがいしさ。
ああ、犬って偉いよ。

で、夜通し鳴く猫のおかげで皆寝不足。
おまけに2日間ウンコが出なくて便秘かと心配したり。
何しろ初めてなので、猫の習性がわからないのです。

ネットで調べて必要なものを買いに行き、
獣医にもらった薬を飲ませ耳を洗浄し・・・。
その間に犬の散歩と里親募集の電話やメール。
ネットの掲示板に書き込み返事を待つ・・・。
思ったとおり前途多難の様子。

それでも子猫はエルを親と思い、夫と私を主人だと認識し始めた。
エルの行く所には何処でもついてくるので
なぜか犬の散歩に猫がお供する奇妙な散歩。
犬と子猫のツーショットがとてもかわいい。
今度写真撮ります。




猫騒動2

2005-03-31 16:54:45 | 日常

夕飯の時間だというのに食事の支度をする気も起きず
自分でした事に吐き気までしてきた。

帰宅した夫に「お、怒らないでね」と事の顛末と
自分の気持ちを伝える。

猫は嫌い。人の庭を掘り返して糞をしたりおしっこするから。
無責任な猫の飼い主はもっと嫌いというか憎い。
猫を捨てた人間はガス室に送りたいほど憎い。
だけど、生まれた猫に罪はない。
猫だって生きる権利はあると思う。
この猫は捨てられたけど、まだ生きてた。
私が拾わなければたぶん死ぬ。
この猫に生きるチャンスをあげたい。
この猫に対して自分ができることは里親を探す事。
あらゆる手を使って里親を探す。
その間の面倒と出費は私が何とかできる。
どうしてもダメな時は自分の手でガス室へ送る。

よっぽど切羽詰ってたように見えたのか
夫が実は猫好きだったのか
あっけないほど簡単に猫を受け入れ
慣れた手つきで猫と遊んでました。

ひとまず良かった。

猫騒動1

2005-03-31 16:40:01 | 日常

昨日の発表会の後悔を引き摺りつつ、犬の散歩へ出かけると
エルが藪に頭を突っ込み激しく吠え始めました。

この興奮ぶりはまた鳥やねずみでもいたかなと覗き込むと
子猫と眼が合った。「げ、なぜココに猫が????」
なおも激しく攻撃するエル。
何とかエルを藪から引きずり出し、帰ろうとするけど
このエルの執着ぶりはただ事ではなく、
私も猫が怪我でもしてしまったのではと
覗いて猫を引きずり出す。
怪我はないけど激しく衰弱してる模様。
道理でエルから逃げないわけだ。逃げられないのね。
でも私は猫が嫌いなのさ、と放置するはずだった。

その後いつものようにタラソで歩きつつ、
サウナで汗をかき、ジャグジーに浸かりながら
頭の中は子猫のことでいっぱい。
あの弱り方じゃ今晩越せないかもナ、
誰か気づけば良いけどな、
・・・と外に出ると雨がザーザー。
げーっ。ますます猫に不利。
エルは散歩を途中で切り上げられ激しく不満顔で
車で待ってたし、「やめろやめろ」ともう一人の自分が
頭と心で叫ぶのに、車は公園に向かって走り出す・・・。
お願い、いるなよ、猫。

・・・・いた。

あああ、私は猫が嫌いなの。猫アレルギーで触ると痒くて
くしゃみと涙が止まらない、体調悪いと喘息が・・・
自分の中のもう一人の自分が叫ぶ。
体をのっとった一人は猫をつかみ車のトランクへ投げ込むと
動物病院へと車を走らせた。

かかりつけの医者が聞く。
「これ○○さんが飼うの?」
「うーん、私は猫アレルギーだしどうなるかわからないけど
あらゆる方法で里親探しをして、それでもダメなら
最後は自分で責任持って処理します」

初診料、検査料を免除してもらい、
点滴、注射、耳ダニの薬、抗生物質をもらい帰宅。
うー、夫にどういうべきか。
胃が痛い。なんて事をしたんだもう一人の自分。

続く