日々是好日・・・とは限らない

島暮らし8年目。犬の幸せは人の幸せ。NO DOG NO LIFE

ほとんどグリーンツーリズム

2006-08-08 10:13:06 | 日常

一昨日、リハーサルの合間にMちゃんから電話。

「あのさー、7日に牡蠣見に行かない?」
「は?」
「生協で花見牡蠣の生産現場を見に行くんだって
4,5人行くって言っちゃったから皆に連絡して。
10時半出発だからよろしく、じゃあね」
「は?え?」

で、いつものメンバーに連絡しましたとも。
恐ろしいことに2日前に連絡して全員参加の奇跡。
誰かしらに断られることを予想していたのに見事です。
皆、暇なのね。

で、集まってから「何処行くの?」「何するの?」と
わいわいガヤガヤ。
案内してくれる人、唖然。
知ってて来たんじゃ・・・?と目が語ってる。
いや、何も聞かされてませんから・・・。

聞く所によると花見牡蠣を育ててる現場で
今、牡蠣の殻に付いた海草や貝、その他の雑物を
お湯に入れて落とす作業をしているので
その見学という事でした。


これは一年目の牡蠣

牡蠣の殻にいろいろなものが付くと
それが養分を取られ、牡蠣自体の身が育たないんだって。


作業場も船の上。
船の上で70度のお湯を沸かし、牡蠣をつるしている
ロープごと湯通しするのです。
夏のかんかん照りの中、お湯を沸かしての作業を
ほぼ1ヶ月にわたりし続けるそうで、
あの大きな牡蠣ができるのもこういう地道な作業が
あるからという事でした。


説明してくれるのは生産者の山根さん。
Rちゃんいわく「ダスティンホフマン」に似てる

夫と一緒に仕事をすることもあるので
実は顔なじみ。
いつも美味しい魚と貝をありがとうございます。

今回も殻付きホヤの裁き方を教わって
船の上でホヤを剥き、海水で洗って食べたり
船の上から網にかかった魚をすくって
お土産にもらったり、気分はグリーンツーリズム。

ちょっと何しにきたの?とわからなくなるような
楽しい見学でした。