シルバーウィークだからではありません
単に墓参りなので、高野山へ行って参りました
普段から墓参りで高野山に行くときは、始発で出て高野山に8時前に着くのが私の鉄則
サクッとお墓参りを済ませ、午前中には山を降りるという、観光客が聞いたら「もったいない!」と言われそうなスケジュールで参ります
なぜかというと、混雑がキライだから
混雑がキライというよりは、人がいるのがイヤだから(極端w)
高野山は人のいない静かな空気が神秘的でよろし
ここ数年は外国人観光客にものすごい人気ですし、今年は1200年でエライことになっています
混雑は想像していたのですが、その混雑っぷりが私の想像を絶するものでした
最初にお墓掃除
うちのお墓は奥之院の中の参道にあるので、お墓を掃除しているだけでものすごく目立つのです
昔、着物で墓参りした時に、「どちらの末裔であろうか…」とヒソヒソ話しをされて、ものすごく居心地が悪かったので、今回は小汚い格好(笑)で行きました
ですが、やはり、墓掃除目立ちます…(笑)
知っておいていただきたいのですが、奥之院にお墓があるのは武将とシロアリだけではありません
普通の人のお墓もあるのですよ
墓参りが終わって、御廟へ
まず、水向地蔵さまに長蛇の列!水をかけるために行列ができています
長く高野山に通っていますが、こんなの見たのは初めて
そして、みろく石にも数十メートルの列が!石を持ち上げるために並んでいるのです
おそろしい…
御廟はやはりパワーを感じられる場所ですが、混雑していると、沢山の方の気(念)が混じって、私にはちょっとキツイんです
お大師様に感謝の気持ちをお伝えして、御廟をあとに
紅葉が始まった蛇腹道を通って壇上伽藍へ
中門も完成し、こちらは金堂の前
中門の増長天
胸にトンボのアクセがついています
実は今回、ちょっと「あっ!」と思う場所がありました
奥之院でも壇上伽藍でもなく、ちょっと外れた場所
地元では「お助け地蔵さま」と呼ばれている場所なのですが、最近ちょっと有名になってきた場所
うちの母なんかは祖母から「むやみに願い事をしてはいけない」と教えられています
このお地蔵様は1回だけお願い事を聞いてくれると、地元では伝わっているのです
私は今、差し迫ったお願い事がないので、ちょっとお地蔵様のお顔だけ拝見に…と思って参りました
少し近づいて、シルエットを拝見した瞬間、「あっ!」と
確かにパワーを感じます
それ以上はなんだか近づけませんでした
遠くからご挨拶だけして帰って来ました
本当に高野山は不思議なところ
帰路、12時10分のバスで高野山駅に向かうと、駅がエライことに!
いつもは静かな駅のバス乗り場が、お客さんで溢れて駅の中まで列が続いていました
最初は帰りの電車(ケーブル)がこんなに混雑しているのか?と思ったのですが、どうやら10時ごろ難波で待ち合わせて軽い気持ちで「高野山にでも行こうか」と登ってきてしまった人々の列…
南海バスも臨時便フルで出して対応していましたが、それでもおそらく30分以上待ち
高野山でこの混雑はありえない
今年は、日帰りなら始発、宿泊なら3時以降高野山着、こういうスケジュールでないとハマりますのでご注意ください