野村碧雲荘へ二度目の訪問です
植治、小川治兵衛のお庭です。好きなんです。。
数ヶ月前に行った清風荘も治兵衛のお庭でした
1年半ぶりの訪問でしたので、紅葉の季節とはまた違った趣を楽しめました
雨と雨の境目の日でしたので、暖かく、陽射しも眩しい春の一日でした
この日は碧雲荘で飼っている白鳥が大サービス
見学者の行く先々、ずっと池の中を泳いで追ってきました
珍しく暖かい日だったので、白鳥もうれしかったみたいです
今回は、一般公募でしたので、残念ながら写真は全くのNGでした
(なんか、すごい倍率だったらしい)
だいたいどこへ行っても一人や二人、ルールを無視して写真を撮ったりされる方がいるのですが、流石に碧雲荘ではいらっしゃいませんでした
みなさん非常に熱心な方ばかりで、私以外はほとんどみんな(全員かも…)メモを取っておられました
しかも全員私より年上の方でした
私はと言うと、前回は完全に舞い上がっていましたので、今回はじっくりと解説を聞いてじっくりと見学しようと、資料はバッグに仕舞いこんでいました
ちなみにその1は2010年11月の訪問です
http://blog.goo.ne.jp/midori7252/e/fa038098e29f9e5f1722441c9993bd11
この頃スティーブ・ジョブズ氏もご家族と訪問されたと聞いたことがあります
それにしても…個人での訪問と、一般公募での訪問では、随分と違うものですね…
京都文化財団の方々も碧雲荘の方々も、とてもとても精一杯してくださっているのが伝わってくるのですが、やはり時間的な制限は仕方がないですね。。
個人で訪問した時に比べると
①かなり早足
②一部建物の近くまで近づけない
③建物内部に入れない
④一部説明割愛
などなど…(文句ではありません
仕方がないのです
)
それでもこうして一般に向けて見学を行われているということは素晴らしいことですし、有難いですね
今回私は2度目の訪問ということもあってか、余裕をもって堪能できました
やはり初めて聞く説明も多く(←完全に忘れているだけ(笑))、改めて「へぇぇぇ~」と関心いたしました
しかも2度目だと、見学ポイントが把握できているので、場所取りがスムーズ
特に川の中にある蹲からの眺めが一番良い場所で見れて最高でした
解説員の近くにいたほうが良い場合と、そうでない場合とか、こまごまと…(笑)
碧雲荘には茶室だけでも9つあります
前回はそのほとんどを間近で内部まで拝見させていただきました
ちなみにこの碧雲荘を作られた野村徳七さんの流派は薮内流だったそうですよ
お茶室は1つ1つがそれぞれ特徴があって、私くらいの何もわからない人間が聞いても「へぇぇ~
」と関心するのですから、お詳しい方が聞かれたら、価値があるでしょうね。。
あの「露」という扁額は松平不昧公のものです
とか
この茶室は○○の国の○○家からいただいたものです
とか ↑すっかり忘れてる
もちろん有名な舟のお茶室「蘆葉」と「羅月」も素敵です(今回はあまり近づけなかった)
ハイテンションの白鳥が蘆葉の横で暴れていたのが気になりましたが、暖かくて活動的だったのでしょうね。。
(この子、どちらかというと優雅というより、かなりアグレッシブな掻きで泳ぐ子なんです(笑))
西側から入って東側へ抜けます
思いがけず2年以内に2度も見学することができて、幸運でした
またいつの日にか訪問できますように…
私の情報源
にほんブログ村