JR相野駅へは、来るときに利用した「陶の里(催し会場)」からバスに乗らなきゃいけないので、再び陶の里へ
つまり私の旅程は
JR相野駅→陶の里(催し会場)→陶器市会場→陶の里(催し会場)→JR相野駅、ということになっています
本当はのんびりと窯元めぐりを楽しみたかったのですが、時間の都合で、窯元めぐりはまた次回…
JR相野駅に戻る前に、お茶席に立ち寄ります
会場には赤い毛氈で覆った席が用意されていて、既に何人かがお茶を召し上がられていました
会場には飾りのお茶室が…(どなたもいない)
ところが、私が腰掛けたときに係りの女性が近づいて来て、「よろしければ“あちら”いかがですか?」と飾りのお茶室を見つめ…
「飾りじゃないんだ!それなら!」と、席入りさせていただきました
ただ、お茶のご準備をされている方々も、まさかお客さんが入られるとは思っていなかったようで、バタバタあわただしくなって、ちょっと申し訳なかったです
亭主の方も「これはこれは…、、一客一亭とは…」と、おもしろがっておられましたが、最近私は
「昔ちょっとお茶を習っていたこともあったのですが、もう忘れてしまいまして…」というフリが得意なので(笑)、何にもわからないふりで楽しませていただきました
ですが、やはり亭主の目はごまかせないようで、バレちゃいましたけど~~
「ちょっとしたことで、わかるもんですよ」と言われてしまいました
その後、遠巻きでご覧になっていた女性が入られて、私は退散
お道具は見事なまでに丹波焼き一色!
こんな取り合わせも他では拝見することはないでしょう
そしてお菓子はもちろん栗を使ったお菓子で「霜降(そうこう)」
お茶室は今回の丹波焼陶器祭りのためにわざわざ造られたものらしく、お茶室の周りにはちゃんと露地も造られておりました
丹波の工芸と秋の味覚を一度に堪能できる楽しいお茶席でした
篠山をめぐるブロガー旅行記