山陰海岸ジオパーク女子旅です
神鍋高原へ到着です
神鍋は兵庫県豊岡市にある「高原」です
冬はスキー、春はハイキング、夏は渓流遊びなどで賑わう関西の高原リゾートです
バス停の名前は「ゆとろぎ前」
名前からも想像できるとおり、温泉が出ます
ジオの恵みですね
源泉湧出天然温泉です
ここの観光協会でガイドさんを尋ねます
でも、ここから噴火口まで登るって、どれくらい登るのだろうか…
それらしき山はないんだけれど…
今回案内してくださるガイドさんは神鍋高原観光協会の事務局長さん
そして、私が心配していた「山はどこ?」という疑問もすぐに解決
「これです!」と空からの写真を見せられビックリ!
観光協会の真裏、すぐ近くに噴火口があるのです
距離にして800mくらい?
神鍋山は「火山」といってイメージされる荒々しい姿とは異なり、「スコリア丘」という形状をしていて、噴火の際マグマが降り積もってできた山なのだそうです
こういった形は比較的新しい火山でないと綺麗な形で残らないらしく、この神鍋山もつい最近(2万年前)に噴火したものだそうです
地球の「2万年前」なんて、「つい先日」「ついこないだ」の出来事なんですね
阿蘇山の「米塚」も同じような形をしていて、スコリア丘のようです
あまり時間もないので、ストックと有難いことにお弁当まで渡され、即席山ガールになってすぐに出発
すぐにスコリア層に到着
こちらでは2万年前、噴火した際にできた地層が見えます
はっきりと地層がわかります
赤っぽくて、穴がたくさん開いています
汗をかかなくて困っている私ですが、流石に真夏の豊岡で山登りすると、そんな不健康な私でもすぐに汗だくになります
普段眠っている汗腺をフルに発動させて、とても健康になった錯覚に陥りますが、実際にエアコンの効いたオフィスで仕事をしている人間にとっては、このように自然に汗をかくことはやはり健康にいいのだと思います
あつーい と思ったところで「風穴」の看板発見!!
「風穴!風穴!」
風穴に近づくにつれて、気温がどんどん下がっていきます
風穴は火山が噴火した際に溶岩が流れ出た跡みたいなもので、トンネルのようになっています
富士山の風穴が有名ですが、関西にもあったなんて驚きです
看板の画のように自然の洞窟ですが、私の撮影の仕方が悪くておどろおどろしくなってしまったので画像は載せません(涙)
まさに風穴の真ん前に立つと、冷気がすごい
数分立っていたら、足が冷えてきます
それもそのはず、風穴は常に8度程度の安定した気温なのだそうです
自然の冷蔵庫です
昔は実際に貯蔵庫としても使われていたらしいです
めちゃくちゃ暑い豊岡に、ここだけ8度の場所が存在するなんて、なんて不思議!!
しかも、斜め上には普通にお食事処の建物が建っている
事務局長さんに、「あそこのお食事処は通風孔とかでこの空気取り入れたりしてんですかね?」と聞いてみた
「いや、さすがにそれはないでしょうけど、やっぱり涼しい気がしますね」とのこと
こんな風穴のすぐ斜め上に建物が建ってるなんて、不思議~
最近「地熱」が話題になっていますが、それとは真逆のこんな「冷気」も同時に存在するなんて、ジオって不思議~
風穴で十分涼んだ後、再び噴火口に向けて山を登ります
事務局長さん、いろいろと見せてくださるために、林の中を通るコースをご案内くださっています
そして、近いと思っていた噴火口ですが、平地の800mと上り坂の800mは全然違う…
わりと山は慣れているほうですが、真夏の豊岡で登山というのはちょっと初体験
山頂に到着!
低っ!!(笑)
こんなちょっとしか登ってないのに噴火口見れるの?
これは子供連れでお勉強するにはちょうど良いわ
阿蘇の中岳の噴火口を見てきた直後の私にとっては、また全く違うタイプの噴火口を目の前にして、ちょっと感激
阿蘇のような活発な活火山ではなく、こちらは2万年眠っている休火山
火口はすり鉢状になだらかで、草で覆いつくされていて、2万年という年月にクラッと目眩がしました(←貧血治療中)
画像ではキレイなスリバチ状がご覧いただけなくて残念です
春には野焼きもするそうですよ
私が画像を撮っているのはすり鉢状になっている淵の場所から(点はざっくり)
神鍋観光協会HPより
林の中や山頂には朴の木、黒文字、栗、梨、イチゴ、真夏ですが撫子や桔梗や萩も咲いています
山の植物は平地の植物とちょっと咲く時期が違う
そしてウグイスも鳴いている
朴の木は、飛騨の郷土料理「朴葉味噌」のあの植物
黒文字は、お茶をされている方ならご存知の、あの黒文字
良い香りがします
高価な木ですが、普通に自生しています
まだまだ青い栗とか
これ、なんだったっけなぁ…
ウバメ…なんとか?
山の植物は多様で、見たこともない植物も沢山!
しかも、これが季節によってまた違うんだから、ガイドさんも覚えるのが大変です
私の情報源
にほんブログ村
神鍋高原へ到着です
神鍋は兵庫県豊岡市にある「高原」です
冬はスキー、春はハイキング、夏は渓流遊びなどで賑わう関西の高原リゾートです
バス停の名前は「ゆとろぎ前」
名前からも想像できるとおり、温泉が出ます
ジオの恵みですね
源泉湧出天然温泉です
ここの観光協会でガイドさんを尋ねます
でも、ここから噴火口まで登るって、どれくらい登るのだろうか…
それらしき山はないんだけれど…
今回案内してくださるガイドさんは神鍋高原観光協会の事務局長さん
そして、私が心配していた「山はどこ?」という疑問もすぐに解決
「これです!」と空からの写真を見せられビックリ!
観光協会の真裏、すぐ近くに噴火口があるのです
距離にして800mくらい?
神鍋山は「火山」といってイメージされる荒々しい姿とは異なり、「スコリア丘」という形状をしていて、噴火の際マグマが降り積もってできた山なのだそうです
こういった形は比較的新しい火山でないと綺麗な形で残らないらしく、この神鍋山もつい最近(2万年前)に噴火したものだそうです
地球の「2万年前」なんて、「つい先日」「ついこないだ」の出来事なんですね
阿蘇山の「米塚」も同じような形をしていて、スコリア丘のようです
あまり時間もないので、ストックと有難いことにお弁当まで渡され、即席山ガールになってすぐに出発
すぐにスコリア層に到着
こちらでは2万年前、噴火した際にできた地層が見えます
はっきりと地層がわかります
赤っぽくて、穴がたくさん開いています
汗をかかなくて困っている私ですが、流石に真夏の豊岡で山登りすると、そんな不健康な私でもすぐに汗だくになります
普段眠っている汗腺をフルに発動させて、とても健康になった錯覚に陥りますが、実際にエアコンの効いたオフィスで仕事をしている人間にとっては、このように自然に汗をかくことはやはり健康にいいのだと思います
あつーい と思ったところで「風穴」の看板発見!!
「風穴!風穴!」
風穴に近づくにつれて、気温がどんどん下がっていきます
風穴は火山が噴火した際に溶岩が流れ出た跡みたいなもので、トンネルのようになっています
富士山の風穴が有名ですが、関西にもあったなんて驚きです
看板の画のように自然の洞窟ですが、私の撮影の仕方が悪くておどろおどろしくなってしまったので画像は載せません(涙)
まさに風穴の真ん前に立つと、冷気がすごい
数分立っていたら、足が冷えてきます
それもそのはず、風穴は常に8度程度の安定した気温なのだそうです
自然の冷蔵庫です
昔は実際に貯蔵庫としても使われていたらしいです
めちゃくちゃ暑い豊岡に、ここだけ8度の場所が存在するなんて、なんて不思議!!
しかも、斜め上には普通にお食事処の建物が建っている
事務局長さんに、「あそこのお食事処は通風孔とかでこの空気取り入れたりしてんですかね?」と聞いてみた
「いや、さすがにそれはないでしょうけど、やっぱり涼しい気がしますね」とのこと
こんな風穴のすぐ斜め上に建物が建ってるなんて、不思議~
最近「地熱」が話題になっていますが、それとは真逆のこんな「冷気」も同時に存在するなんて、ジオって不思議~
風穴で十分涼んだ後、再び噴火口に向けて山を登ります
事務局長さん、いろいろと見せてくださるために、林の中を通るコースをご案内くださっています
そして、近いと思っていた噴火口ですが、平地の800mと上り坂の800mは全然違う…
わりと山は慣れているほうですが、真夏の豊岡で登山というのはちょっと初体験
山頂に到着!
低っ!!(笑)
こんなちょっとしか登ってないのに噴火口見れるの?
これは子供連れでお勉強するにはちょうど良いわ
阿蘇の中岳の噴火口を見てきた直後の私にとっては、また全く違うタイプの噴火口を目の前にして、ちょっと感激
阿蘇のような活発な活火山ではなく、こちらは2万年眠っている休火山
火口はすり鉢状になだらかで、草で覆いつくされていて、2万年という年月にクラッと目眩がしました(←貧血治療中)
画像ではキレイなスリバチ状がご覧いただけなくて残念です
春には野焼きもするそうですよ
私が画像を撮っているのはすり鉢状になっている淵の場所から(点はざっくり)
神鍋観光協会HPより
林の中や山頂には朴の木、黒文字、栗、梨、イチゴ、真夏ですが撫子や桔梗や萩も咲いています
山の植物は平地の植物とちょっと咲く時期が違う
そしてウグイスも鳴いている
朴の木は、飛騨の郷土料理「朴葉味噌」のあの植物
黒文字は、お茶をされている方ならご存知の、あの黒文字
良い香りがします
高価な木ですが、普通に自生しています
まだまだ青い栗とか
これ、なんだったっけなぁ…
ウバメ…なんとか?
山の植物は多様で、見たこともない植物も沢山!
しかも、これが季節によってまた違うんだから、ガイドさんも覚えるのが大変です
私の情報源
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