身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

みゆきさんの声、その22「夜を往け」

2014-10-08 00:16:00 | 中島みゆきさん(声)
まず、恒例の(?)お詫びです。

「マッサン」の1週間と書きながら、土曜放送の第6回を第5回だと思って、書いていました、スミマセンm(__)m。
(姑息に訂正してます)

で、「みゆきさんの声、その21」で、"カッコいい歌"を書いた流れで、今回も"カッコいい歌"を。
(『♪流れは思いしだい~今やだれにもみえない~』「小石のように」親愛なり者へ)

"カッコいい歌"と言えば
「夜を往け」(夜を往け 1990)。

イントロのエレキギターからカッコいいです。

ラストの疾走感が、カッコよくて気持ちいいんですが、そこに至るまでの語尾を強調した歌い方に、どうしようもない焦燥感を感じるんです。

歌詞も
『 ♪あれ以来眠れない 何かに急かされて
走らずにいられない 行方も知れず』
ですし。

微妙なビブラートの聴いた歌声も独特のリズムを産んでると思います。

そんな歌声、歌い方では、
『♪憐みのドア(ドハァ)が開く~』
の『♪ドハァ』が印象に残りますね。

その焦燥感が、ラストの

『♪なにも見えない夜の彼方から~』

から、疾走感へ変わっていくところが、気持ちよくて、好きなんです。
 
『♪星くずをちりばめる(漢字が出ません、スミマセンm(__)m)
 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け
 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け』

この曲は、
『♪恋人よ あの愛と比べるものがあり得たのか』
とありますが、私の中では、"愛の歌"のカテゴリーではないんです。
 
どちらかと言えば、"闘う歌"で、それも"己と闘う歌"。

と言うか、"己のイラ立ちと闘う歌"のように思えるんです。

完全に私の勝手なイメージですので、お許し下さい。

そして、そのイメージで思い浮かぶ曲が、
「不良」(はじめまして 1984)。

この曲も"カッコいい歌"だと思います。

まず、イントロのドラムが、カッコいい。

『♪不良』のコーラスも印象的です。

で、歌い出しの
『♪楽しいですか恋人たち~』
のハッキリ発音する語尾にどことなく、イラ立ちを感じるんです。

それでも、歌声は素直で、好きな歌声です。

投げやりそうで、軽快に歌っているので、節回しが調子よくて、気持ち良く聴けます。

そして、ラストの
『 ♪遠くて男 寒くて女』
の少しハスキーな声が色っぽくて、萌えます。

『♪少しだけ 幸せをまわしてよ』

少しだけ、ガナリかけるところも、いいんです。

セルフカバーしたら、唸るかな?

純粋に"カッコいい歌"と考えると、
「夜を往け」
になるんですが、
「不良」
は、カッコよさの中に、愛嬌がある気がするんです。
(妄想が、暴走してきました(^^;)

カッコよくて、イラ立ちを感じるん曲(だいぶ、流れが変わってきてるかしら?)と言えば、
「幸福論」(はじめまして )。

この曲は、エンディングがカッコいいと思います。

また、「夜を往け」と同じく、疾走感が気持ちいい曲だと思います。

この曲が、一番走ってるかも。

『♪そんなことばが心を飛び出して飛び出して走りだしそうだ』

『♪闇が回っているよ 星を回っているよ』

走り回りながら、イラ立ちを自分へ突きつけるようなシビアな歌詞が、いっそ気持ちよく感じられる曲です。

『♪生まれたばかりの子供は欲の塊 叱られそうな説ね』

一番印象的な歌詞です。

歌声が、走ってるうちに、しゃがれてくる感じになるところもいいんです。

疾走感が増します。

そして、この"イラ立ち"は、"御乱心時代"の曲に特に感じるんです。

なぜか、"カッコいい歌"が"イラ立ち"に変わっている、完全に暴走モードですね。

たぶん、この続きを書くと思いますが、今日はこの辺にします。

暴走にお付き合いいただいて、ありがとうございました。(^^)

では、また(^-^)















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「マッサン」の1週間と「アンテナの街」、そして、「India Goose」

2014-10-04 23:57:00 | 中島みゆきさん(その他)
「マッサン」の第6回目をさっき見ました。

リアルタイムで見れない私は、みゆきさんの「麦の唄」が聴きたいがために、毎日録画して、帰宅後一段落してから見てます。

朝ドラを見るのなんて、何十年ぶりかで、とりあえず試しに1週間見てみることにしたんです。

その感想は、"これは、ハマリそう"です。

最初は、「歓迎されてる」なんて嘘ついてエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)を連れてきた政春(玉山鉄二)に、腹がたちました。

考えが甘すぎる!って。

しかし、回が進む毎に、母親の早苗(泉ピン子)に対して毅然とした態度が取れるようになってきて、顔つきも凛々しく見えて、好感度アップ。

エリーの可愛さ、健気さは最初から好感度満点で見てたので、それに対して政春の頼りなさが、見ていてイライラしてたんですが、5回、6回の政春の力強さに、ぐっと惹き付けられました。

6回目のラストは、感動的でしたが、無理矢理停められた乗り合いトラックが気になって(笑)、ウルウルくるところまではいきませんでした。

ただ、乗客が状況を理解して、見守ってくれているみたいだったので、安心して感動に浸りましたが。

朝から泉ピン子は、、、(--;)というネット評も見かけましたが、あの存在感は、スゴイって思いましたよ。

私もどちらかと言えば、苦手な女優さんなんですが、閉鎖的な旧家の母の嫌らしさをこれでもかと見せ付ける演技は、スゴイ(^^;

そして、この母親と二人の対峙を見ていて、思い浮かんだのが、タイトルに揚げた
中島みゆき「アンテナの街」(LOVE OR NOTHING 1994)です。

『♪はるかに流れる血縁の流れ
 似てない子供を愛してください』

『♪この街で争って うぶな人たちを傷つけてみても
 悲しいね むなしいね それよりも逃げて グズと呼ばれよう』

軽快なメロディーに乗って、明るい声でシビアなことを歌った名曲だと思います。

「彼女の生き方」(みんな去ってしまった 1976)など、世間と呼ばれるモノへの懐疑や反発を歌ってきた、みゆきさんならではの曲だと思います。

『♪それよりも逃げて グズと呼ばれよう』
にジ~ンとくるんです。

「マッサン」の櫻井プロデューサーは、「アンテナの街」を聴いていたんだろうか?

「マッサンとエリーへ、そして"あきらめない"日本人への応援歌をください!」という依頼だったそうなので、
「地上の星」を念頭に置いていた気がしますが。

録音した9/14の月イチの 
「麦の唄」フルコーラスを聴くと、単純な"応援歌"ではなく、国境や時代に縛られない愛の大きさを感じます。

エリーとマッサンのことを描きながら、より大きな愛を描いている気がします。

『♪生まれた国 育つ国 愛する人の国~』

『♪麦に翼はなくても 唄に翼があるのなら
 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと』

を聴いて、
「EAST ASIA 」 ( EAST ASIA 1992 ) や
「ひまわり"SUNWARD "」(LOVE OR NOTHING 1994 )を連想したのは、私だけでしょか?

国境、時代、世間、そういう私たちを縛るモノ。

どんなに縛ろうとも、人の心を縛ることはできない、唄や風や香りのように高い壁をも越えていく、てな風に私は感じました。

『♪諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく』
(「ファイト!」予感 1983)

う~ん、いつもながら、上手く言えないのですが、とにかく櫻井プロデューサーの人選は、ピッタリハマっていたと思います。

最近は「マッサン」で検索して、覗いて下さる方もいらっしゃるので、突然
「アンテナの街」や「EAST ASIA 」 、「ひまわり"SUNWARD " 」 って書いてもわからないと思いますが、歌詞を全て記する訳にもいきませんので、興味を持った方は、是非一度聴いてみて下さい。

モタモタ書いているうちに、「美の巨人たち」も終わってしまいました。

エンディングテーマの「India Goose」(問題集 2016)を聴いた感想。

朝の声の
「麦の唄」と対照的に
夜の声の
「India Goose」。

途中からサビにかけて流れるので、全容はわかりませんが、アルバムラストに相応しい重厚な曲のようです。

とりあえず、来週も「マッサン」を録画することにします。(^^)

新しい日課ができそうです。(笑)

迷い込んだ「マッサン」ファンの方も、みゆきさんファンの方も、それ以外の方も、お読みいただいた方皆さん、ありがとうございました。(^^)

では、また(^-^)



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1975年2位「時代」は、突然に。(*_*)

2014-10-02 23:03:00 | 中島みゆきさん(ランキング)
テレビ東京の
「"60年代70年代"名曲ベストヒット歌謡」
の1975年の第2位に
「時代」が、入っていて映像まで流れた(わりと長めに)のでビックリ(○_○)!!

リアルタイムで見てたけど、録画してなかった(>_<)

懐メロを一緒に口ずさもうと、かけてただけで、年間のベスト3に入っているとは、思ってなかったので、油断してました。(--;)

映像は、たぶん
「あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル!…次の世代に伝えたい昭和の歌は何ですか?皆様から選ばれた名曲100曲を全て届けます」の時と同じく、
「コッキーポップTV」の映像だと思います。

ちなみに、1975年のベスト3は、
1位「昭和枯れすすき」さくらと一郎、
2位「時代」中島みゆき、
3位「想い出まくら」小坂恭子
でした。

「わかれうた」が、
入ってるのならわかるのですが、
「時代」は、
意外でした。

ベストネタが飛び込んできたので、ついでに、ネットで見つけたベストネタを2つほど。

「2015年卒 就職活動のテーマ曲ランキング」(株式会社マイナビ)の
9位「ファイト!」中島みゆき(1994)
(「予感」1983ではなく、「空と君のあいだに」のカップリングとして1994と表記されています)

1年前の
「2014年卒 就職活動のテーマ曲ランキング」では、
3位「ファイト!」中島みゆき
でした。
(満島ひかりさんのCM効果ですかね)

2015年は「ファイト!」、
2016年は「糸」
なんでしょうか?

毎年、みゆきさんの歌が、聴き直されて再認識されていくのでしょうかね。

歌の輪廻ですね。
(♪まわるまわるよ 時代はまわる~)

ちなみに、両年とも1位は、
「負けないで」ZARD (1993)
でした。

流石に、応援歌のド定番、強いですね。

もうひとつは、
「男性には分からない女心を歌っている」ミュージシャンTop5
(マイナビウーマン調べ。2014年9月にWebアンケート。有効回答数266件。19歳~70歳の社会人女性)

1位 西野カナ
2位 aiko
3位 加藤ミリア
3位 中島みゆき
5位 JUJU

西野カナさん、加藤ミリアさん20代、aiko さん、JUJU さん30代と並ぶんだから、みゆきさんって、、、何かスゴい(^^;

時代を超越した存在なんでしょうね、みゆきさんの歌もみゆきさん本人も。

そんなスゴい存在なのに、ついつい何かのベストに入っていると、「見て見て、ウチの子スゴイでしょ!」の親バカ気分になってしまうんですね。(^^;

失礼な話でスミマセンm(__)m。

でも、みゆきさんも「ウチのファンは保護者目線」って仰ってるので、お許し下さい。

「麦の唄」の評判も良いようですし、ホントに嬉しい秋です。(^^)

そして、秋が終われば、「夜会」の冬到来です。(^^)v

頑張って小銭を貯めねば!

みゆきさんの話題が豊富で、好き勝手にブログを書けて、本当に幸せな秋です。

これも、読んで下さる方がいらっしゃるお陰です、ありがとうございます。(^^)

では、また(^-^)


















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