以心伝心

書・旅・本などのメモ。

「透光の樹」

2008年05月25日 | さ・た行の作家
透光の樹
高樹 のぶ子
文藝春秋

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期待以上に良かったです。◎
25年前に知り合った郷と千桐は、古都金沢で偶然再会する。
40代の大人の為の大人の小説?でした。
もしもあんな風に情熱がほとばしるような恋愛ができたならと思ってしまうけど
現実的には不可能です。
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薔薇

2008年05月25日 | 四季折々
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小倉百人一首77

2008年05月25日 | 
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
    われても末に  あはむとぞ思ふ        崇徳院

(川瀬の流れがはやいので、岩にせきとめられる急流が
 二つに分かれても又一つになるように、恋しいあの人と今は別れていても
 いつかはきっと逢おうと思う・・。)

 一念を貫いてほとばしる恋の情熱。
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