![]() | 風の盆恋歌高橋 治新潮社このアイテムの詳細を見る |
この本を読むと誰しも越中八尾のおわら風の盆に行ってみたくなると思います。
9月1~3日までの3日間だけ二人は逢うことができるのですが
胡弓の調べと叙情的な踊りが二人の恋と重なってきます。
決して若くはない二人、三十年前金沢四校の同級生だったころから心が通じ合っていたのに全く違った感性のパートナーと結婚してしまいます・・。
人生は夢・幻のようなものかもしれません。
水の音が聞えてくる小説でした。確かに蚊帳は考えましたね!
八尾は和紙でも有名な街なのでいつか行ってみたいと思います。
失楽園と似てますが、こちらの方がいいかな~。