一思少年時 読書在空堂
燈火数添油 未厭冬夜長
(良寛)
少年時代をふと思い出す。ひとけのない部屋にこもり
読書にふけっていた。灯に何度も油を添えながら。
冬の長い夜のことを良寛さんが回想して詠ったもの。