以心伝心

書・旅・本などのメモ。

漢詩184

2012年04月27日 | 

清平調詞  李白

一枝の濃艶 露 香を凝らす 雲雨巫山まげて断腸

借門す 漢宮誰か似たるを得ん  可憐の飛燕新粧に依る

(一本のあでやかな牡丹の花、その上におく露は花の香りを結晶させたよう。

雲となり雨となった巫山の神女も、人の心をむなしくかきむしるだけである。

漢の後宮で誰が楊貴妃に比べられるだろう。それは愛らしい趙飛燕がお化粧したばかりの

美貌を誇る姿であろうか・・・。)

牡丹の美しさと貴妃の美貌と結びつけて詠まれているが、これが後に

李白が長安を追われる原因の一つとなったという。

コメント (6)