以心伝心

書・旅・本などのメモ。

蟹工船

2009年01月08日 | か行の作家
蟹工船・党生活者 (新潮文庫)
小林 多喜二
新潮社

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去年話題になったそうですね。
文学史の教科書でプロレタリア文学とか説明してあって難しそうだったので
読んだことがありませんでした。
船の中で蟹の缶詰を加工する労働は過酷で疲労で皆病気や体調が悪くなっても
人間らしい扱いをされません。年頭から重い話題でした。
労働者達の心理描写がとてもいいです。寒そうで恐かった・・。
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2 コメント

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こんばんは~。 (べべ)
2009-01-09 19:50:27
去年話題でしたね。蟹工船の漫画がコンビニにも置いてありました。
小林多喜二もひどい人生で、今になって本が売れるとは思ってなかったでしょうね
読んだことないですが、重そうですね 今の時代にぴったりかもしれないですが・・。
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Unknown (ステラ)
2009-01-09 20:24:48
べべさんへ  こんばんは~!

漫画もあるのですね。
これは映画化されるのかもしれませんね。
「野麦峠」という映画を思い出しました。
そうですね、今の派遣とか内定取り消しとかで人生が大変になったり、格差があったりする時代だから人々の心に響いたのかもしれません。
船という中で過酷な労働で亡くなってしまう人がいるのでかなり悲しくなります。
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