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IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

サヨナライツカ 後半を見ての感想

2010-11-30 23:59:48 | Diary
先日の記事で前半を見ての感想を書きましたが、今回は全て見終えての感想を・・・

うーーーむ・・・ありゃないな・・・
あれはいかん。

と言うのが全体を通しての感想ですかねぇ。


なんていうか、原作の中に書かれている細かい描写や、心の動きみたいなものが何一つ表現されていないと感じました。

一番がっかりだったのは、沓子が豊の元を去る最大の理由です。
私が原作を読んでの解釈は、
「私があなたに勝手に近づいただけなのだから、これ以上貴方を苦しませるわけにはいけない。勝手に近づいた自分が去っていくのがどおりなのだ」
なのですが、映画では、婚約者である光子に「消えてくれ」と言われた事をきっかけに旅立つ・・・といった風に表現されています。

ていうか、原作では、豊の婚約者と沓子は対面などしない。
愛人と婚約者の直接対決 といった、明確な理由付を必要とするのが、韓国人監督のなせる技なのかと思った次第であります。

先日の記事にも書いたように、ミポリンは最後までかなり頑張ってました。
賞賛に値します。

西島も無表情な中に、豊としての切なさを表現していましたし、主役二人はいいんですけどね・・・演出が残念だったな。


しかしですねぇ とっても不思議なのは、見終わったあと
すぐにでもまた見たくなるんですよ。
そして、見てから3日ほど経つのですが、なんとなぁーくあの映画に一貫して流れている切なさや儚さが、いまだにふんわりと自分の体を包んでいる事に気づくのです。
細々とした演出は残念な限りなのですが、切なさが未だに尾を引く・・・
って事はですねぇ、サヨナライツカが心に残る映画であった・・・
って事なんでしょうか?

うーーーむ・・・分からん。
皆様も見ていないのであれば是非見てください。

西島の肉体美を見るだけでも一見です!(笑)
あの体・・マジ 惚れ惚れするわぁ・・・いやん♪

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