Life Size

IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

モデルルームを見に行く

2016-08-24 12:19:17 | House
先日の土曜日。
何かの参考になればと思い、旦那と2人マンションのモデルルームを見に行ってきました。

見に行ったのは、来年春に完成予定の千種区内のライオンズマンション。

以下は帰りに渡されたマンションの資料



先日のハウジングセンターで結構疲れた初心者夫婦。
マンションならアレよりはカジュアルなんちゃうん? 的な考えが甘かった。
まぁーーー結構なクロージングトークが展開されます(笑)
つかあれだよね?
後で気づいたんだけど、ハウジングセンターは各社のサンプルが展示してある場所なわけだけどさ、マンションのモデルルームはまさに現物そのものを再現してるわけでさ。
『買う気があるから来たんだよね?』みたいな、そらあちらさんは本気よね。


モデルルームなるものは勿論初めてなので、段取りってものを一切知らなかったんですが、(ライオンズがそうなのか知らんけど)モデルルームを見る前に
さささ!こちらへどうぞどうぞ とばかり、打ち合わせコーナーに座らされる。
すぐにお姉さんが飲み物のメニューを見せ
「お飲み物はどれになさいますか?」と満面の笑み。

むむむむ・・・LEXUS並みの対応やな・・・

飲み物が運ばれると
「只今担当営業が参ります。もう少しお待ちくださいませ」
とアイスコーヒーを運んできたお姉さんが引っ込み、入れ替わりで結構ケバい感じの色っぽい30代中盤くらいの営業のお姉さんがやって来た。

すぐにモデルルームに案内してくれるとおもいきや、なにがなにが。
「当社を選んで頂き誠にありがとうございます」で始まり、ライオンズマンションの歴史についての説明を受ける。
(ウチラが初めて来たって言ったからかな?)

説明が終わると次は質問攻め。
・ご予算は?
・世帯年収は?
・購入はいつ頃を検討されていましたか?
・部屋のタイプは?
・立地はどうですか?
・比較検討の物件はありますか?
・生活スタイルは?
等々、あらゆる角度から質問を受け、質問が一通り終わった後
「それでは当物件に関しましてご説明をさせて頂きます」
と、こっからいよいよ該当物件の説明。
PCを使い、おそよ10分ほどのマンションの資料をプレゼンされる。

うーーーむ・・・・
・・・部屋をサクッと見せてもらえればいいんですけど・・・と心の中でつぶやくも、ここはじっと我慢我慢。

物件の説明が終了し、ようやく
「お待たせいたしました。それではこちらへ移動願います」
とお姉さんが立ち上がる。

おっ?いよいよモデルルームに案内してくれるんやね?

と思いきや、案内されたのは非常に精巧にできたマンションの模型が設置してある部屋。
(1.0×1.5 くらいの結構な大きさでした)
も・・・模型かよ! と・・・これにはちょっと驚きました。
なんでも、模型を使ってマンション自体の外観と周辺の道路とかを含めた全体像をイメージしてもらいたいんだとか。

この時点で格好だるいウチら夫婦(笑)
だってさー こうも丁寧な対応されても・・・買わんもんこれ・・・・。
内装の参考にできればと思って来てるだけなんだしさぁ・・・。

模型の説明を10分ほど受け、やっとモデルルームのある2Fへ。

ほっほーーーーー!!
とビックリするほどゴージャスな部屋。
聞けばほぼほぼオプション仕様なんだとか。
玄関の大理石は標準仕様だそうですが、目の前のニッチ(ニッチ周りは壁紙ではなく大理石の壁にしてある)もオプション、メイン寝室のふっかふかの絨毯もオプションだし、リビングの壁の一面がエコカラットなのもオプションだし、リビングの造作家具も、キッチンのカップボードも全てオプション。

「この、キッチンの天板は・・・・」
「こちらの大理石天板は標準でございます」
とにこやかな対応。

ほぉー 大理石天板は標準なんですかぁ~ と触ったり軽く叩いたりして質感を確かめる。
自分の家もこれにしようと思ってるので確認しないと!です。

「ちなみにこれはどちらの会社のですか?」
「パナソニックさんになります。ちなみに、洗面台はタカラスタンダードでございます。どちらもライオンズオリジナルとなりますので、両社とも他では販売していないタイプとなります」

ほっほーーー
ライオンズともなるとメーカーもオリジナルにするんか。なるほど。
ってことは、ウチラの家にはこのキッチンや洗面台は使えないってことやな。
ふぅーーん そーかぁああ これいいなぁーー とキッチンを穴の開くほど確認する(笑)
なるほど、超使い勝手がいいようにあらゆる工夫がしてある。
感動したのはコンロ下のスパイスラックだけの引き出し。
取り出したいラックごとコンロ前の壁にマグネットでピタッと吸着も可能。
これすっごい便利だわぁ~ いいなぁーー このキッチンいいわぁあああ。

てかさぁああ 前のマンションは築10年 今のマンションに至っては築30年。
違いすぎるわぁああああああああああああああ
最新のマンションってめっちゃくちゃいいわぁあああああああああああああああ
ライオンズマンションってむちゃくちゃいいわぁああああああああああ

あ・・・・アカンアカンアカン
いくら良いと思ったところで、買わないんだ。
戸建てにしたんやった。と 思い直す。

穴の開くほどモデルルームを見た後、またしても最初の打ち合わせルームに戻される。
えっ?さっさと帰してくれるんじゃないの?? と驚いていると、いやいやここからがあちらさんの本番のようで・・・・
そお!いよいよ本格的なクロージングの始まりです(笑)

いや・・・あのさ
買わんし(笑)
いくら本気でこられても・・・買わんしね?

一応値段を聞いてみる。
モデルルームと同じ部屋は標準仕様でいくらなんよ。

「上層階はほとんど売れてしまっておりますが・・・・」

えええええええええええええええ!!
もう売れてるん?マジでか(笑)

「8Fが空いております。こちらで・・・・6280万でございます」

は・・・はぁあああ??
6280万? マジですか・・・・てか、ここ、一番人気のH線沿線じゃないのに??
ライオンズ恐るべしやな(笑)

びっくりしてるウチら夫婦に畳み掛けるお姉さん。
「ご覧になったタイプのお部屋は4LDKの一番広いタイプとなりますので、こちらの3LDKのタイプですともう少しお安くなります。8F3LDKのタイプで4930万になります」
3LDKで4930万・・・た・・・たっか!!
何度も言いますが、H線じゃないよ? ほーーーーたっけーーーーー


適当な相槌を打ち、「検討してみます」みたいな返事をし、モデルルームをあとに・・・。
一応参考になりそうなとこはいっぱいあったので、ま、良かった良かったと。
しかし
何度も言いますが・・・・
ブランドマンションおそるべしだわぁ。

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昨日今日覚えてやれるもんじゃないんやで?

2016-08-24 05:30:52 | Work
以前の記事『頑張るシングルマザー女子』や
Gmailの使い方』で紹介した女子のその後どーなったかというとですね、私の営業努力(だと思っている)と私のスパルタ的な事前教育の甲斐があり、実は私が退社する前の6月初旬、某IT企業に派遣で送り出していたのです。

私が送り出した最後の人材だったわけですが、まぁ、予想してた通り、契約を切られるという結果に。
通常派遣は3ヶ月更新なんですが、更新してもらえないことが目に見えてたので、会社が早期撤退した(2ヶ月で撤退させた)ようです。

実は私
自分が送り出しておきながら、彼女が派遣で入った途端退社してしまったことに責任を感じたこともあり、個人的に連絡先を交換し、自分の出来る限りのバックアップをしてたんです。
(メールでアドバイスしたり、外で待ち合わせてレクチャーしたりとかそういったこと)
まぁ、そんなバックアップも役に立たず彼女が終了してしまったのは私としても残念だったわけですよ。


ま、今となっては同じ無職の身。
最近は『就職活動どーよ』的な共通のネタでやり取りする仲になりました。

で・・・・
その彼女、2ヶ月で終了という結構過酷な状況に追いやられたにも関わらず、今もIT業界1本で次の仕事先を探しているらしい。

つか・・・・
いやいやいや もう無理やって。
はっきり言って私が送り出してあげたあの場所は(私が元いた企業でもあるんだが)素人さんが入るには一番やさしい環境だったはず。
あそこ以外の現場は絶対に無理やって!
つかさあー 私が元いた現場ってこともあって、めっちゃネットワーク屈指しーの、お願い攻撃しーので入ったっていう経緯があるわけでさ・・・・

で、なんでITを目指すのかを再度聞いてみた。すると・・・・
「時給が高いですから!」

うーーーーーーーーん・・・・・
いやいやいや それはさぁー経験や実績があってこそであってさ・・・・。
てか、3ヶ月毎の更新をしてもらえないという、しかも、契約満了での終了ではなく、契約途中の撤退の人はホンマに無理やって。
IT的センス皆無って事やって。
20年前のプログラマーだったというプライドが余計こじらせてんねん。
20年前のITスキルなんて、
『高校時代陸上部だったんよねー』
と、子供の運動会の父兄リレーに出るお父さんより役に立たへんて!!

言わせてもらいますが、IT現場で6年間なんとかやってたこの私ですら、先日の派遣会社の面談で
「いやぁーバリバリの現場はもう無理だと思います」ってコーディネーターのお姉さんに言うたんやで?
(だから未だに紹介先がない(笑))

いやね?
あれなんですよ。
できるできる!やれるやれる! と言ってしまって、なんでもいいから現場に派遣してもらう事なんて簡単なんですよ。
派遣会社はプロフィール上の経歴しか見ないし、紹介される側の企業だって私のプロフィール資料しか見ないから「んじゃあ入れてもいーよぉー」って言いますって。
だけど、企業が求めているエンジニアとしてのクオリティを嫌ってほど感じてるし、自分自身が求められるクオリティに達していない、もしくは、達するまでに自分がどれほどのパフォーマンスを発揮しないといけないかをよーーーーく分かってるから
「現場は無理」と判断してるわけですよ。

ホンマにねぇ、これだけは知ってほしいんですが、ITに限っては頑張ればできる!という次元ではないんです。
『頑張ればできる』というルールが通用するのは25歳まで です。
全くのド素人からバリバリのITエンジニアとして生きていけるのは若い脳しか本当に無理なんです。
時給が良いから って簡単におっしゃいますが、時給が良いのはそれなりの理由があるからだっての!
時給が高い=難しい ってことやん?
難しいことをこなせるだけのスキルがあるから高いんじゃん。


先日来た彼女からのLINEの内容。
「私今までどんな職種でも大抵はすぐに覚えたんです。やれない仕事って殆どなかったんですよ。いつの間にかリーダーの人より仕事できちゃって妬まれたり・・・。人より頑張り屋なので大概のことはやれると思うんですよ。だけどITのお仕事に関してはうまくいかなかったんですよねぇ。こんなの初めてです。」

だからさ・・・・
そーゆーことなんやってば!
サービス業で誰よりも仕事早く覚えれて、接客業で誰よりもCS精神が旺盛で、お客さんや現場店長に誉められた経歴をお持ちだろうと、ことITに限っては無理なんやって!

頑張る ってのはとっても大事なマインドだとは思う。
頑張らないと仕事なんてできないんだけどさ、世の中にはこの彼女のように「頑張る」を己の尺度で見てる人がめちゃくちゃ多いと思うんだよね。
違うねん。
結果を伴って初めて「頑張った」になるわけでさ、でもって、その結果は己の尺度ではなく、他人の尺度ではかられてんねん。

自己鍛錬の賜である金メダルという頂点は、まさに、己の尺度での頑張りなんだけれどさ、仕事に関してはちゃうねん。
求められるパフォーマンスに見合うだけの力を発揮できないと頑張ったことにならへんねん。
ていうか、求められるパフォーマンスと自分の力が合致していれば、頑張る必要もない場合だってあるねん。
だから私は無職になってまったわけでさ・・・・(苦笑)


しかし・・・・
アベノミクスとやらで女性が活躍する場を!
なんてゆーてますが、50過ぎた女子にとっては超過酷な現状であることはなんら変わりがないですなぁ。

いやぁー 決して仕事選んでるわけちゃうんですけどねぇ・・・。


この彼女の就職活動についてはその後も追って行きたいと思います。
あっ、勿論私自身も(笑)
Comments (2)
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