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IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

意外なことがきっかけで気が晴れる

2023-06-04 18:03:21 | Work
前日の派遣女子たちとのやり取りを思い出し、どうにもこうにもモヤモヤしてスッキリ寝付けず、重い気分で出社した木曜日。
あっちの新任リーダーチームからしたら完全に
「これはMikiさんの仕事!」
と思われているということがハッキリしたわけよね。
補充を依頼してきたあの中堅派遣女子の目に一点の曇りもなかったもんな。
あーーーーーーーーーー
アカンアカンアカン
どーーーーーしても受け入れがたい。
これは何らかの手を打たねばならんよね?
と、朝からそんなことばかり考えてたんですわ。

その日は仲の良いT君が私の前に座ってて、9時半から始まるリモート会議の準備のかたわら、4月から入った年配派遣(50歳くらいかなぁ?)のN村さんを自分の隣の空き席に呼んで、軽い打ち合わせをしてました。
N村さんは物静かな一匹狼タイプで、普段あまりメンバーと関わることをしないので、N村さんの喋る声をまともに聞いたのは初めてくらいだったんですが、想像を結構超えてくる地声のデカさ(汗)
物静かな人だけど地声はでかいんだ・・・などと余計なインプットを入れながらも、例の消毒液問題をどうすべきか考えてたんですわ。

Tくんとの打ち合わせを終えたN村さん。
私の席から1個空けた右隣に座りました。
ずっとTくんの席近くでち合わせしてたので、N村さんが私の1個空けた右を取っていたとは知りませんでした。

9時半になりT君のリモート会議が始まりました。
時折、「はい」とか「あぁーそうですね」といった相槌を打つT君。
リモート会議慣れしてるT君は周囲に気を使い極力小さな声で話すので、目の前の私には聞こえるんですが、離れた席の人達はT君がリモート会議をしてるのに気づいてなかったかもしれません。
T君は耳をまるごと覆うタイプのごっついヘッドフォンをしてるので、姿を見れば一目瞭然リモート会議だと気づくんですけどね。

10時少し前でしょうか。
「すみません。ちょっといいですか。そこちょっと違います!」
T君が少し大きめの声を出しました。
なんか会議中に物申したいことが出た模様。
急に聞こえてきたT君の声に「あれっ?」て感じで振り向いた人たちが数人。
T君のごっついヘッドフォンを目にし、あぁーリモートね と納得した様子でまた自分の仕事に戻っていきます。

「補足なんですが・・・」
と、先程より少し落ち着いたトーンで話し出すT君。
どうやら会議の中で何やらT君の説明が始まったようです。
ボソボソと説明が終わった後、先程までの「はい」「そうですね」の相槌だけに変わり・・・・すると突然
「あっ!N村さん!」と大きな声を出したんです。
ん? N村さん・・・?
びっくりしてT君の方を私が見たと同時に
「はいっ!!!」
きゃぁあああ!!
なになになに!
めちゃめちゃでかい「はいっ!!」が私の右から飛んできたんです(汗)
み・みぎいいいいいい??
な・なんでなん(汗)

私の右から発せられたでかい「はいっ」に(耳を覆うヘッドフォンで)全く気づかないT君。
今度は
「N村さん、N村さん!!」
と、2回連呼したんです(笑)
「はいっ!!はいっ!!!」
でかっ!!
周囲がめちゃめちゃびっくりする声で「はいっ」を連発する私の1個空けて右隣のN村さん。
がたたっ
な・なんだなんだ
なんとN村さん、椅子から立ち上がり、今まで以上にバカでかい声で
「はいっ!!!!」

と、その瞬間
「あっ・・・・リ、リモート・・・?」
立ち上がったことでT君の耳を覆うヘッドフォンが見えたんでしょう(笑)
小さくつぶやきながら椅子に座りなおすN村さん(笑)

そーーなんです。
T君が連呼してたN村さんは、リモート会議に出席してた(おそらく)営業部のN村さんのこと。
同じ名前という悲劇・・・・(笑)

もおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおあかん。
マジであかん。
ムリムリムリムリ。
耳を真っ赤にして椅子に座るN村さんを凝視できない。

「間違えちゃいましたか?よくありますよね。同じ名前の人がいるなんて分かりませんよね(笑)」
あっちの方からN村さんをフォローする半笑いの声が聞こえてきました。
フロア中の人にN村さんの「はいっ」は響き渡ったんですよ。
そして、あぁーT君の「N村さん」を自分のことだと勘違いしたんだね と瞬時にしてみんな判断したんです。

「はぁ・・・・てっきり私が呼ばれたと・・・・」
地声のデカさはどこへ?ってくらい小さな声でつぶやくN村さん。

アカンアカンアカン
もおおおお無理。
いっぺん大声で笑わせてください!!!
お願いお願い
大声で笑わないとどうにかなっちゃう!!!

私は立ち上がり、N村さんにフォローの声掛けをした30歳プロパーのH君の所に行き
「今空いてる?」
と声をかけました。
「いいですよ。なんでしょうか(笑)」
完全に大笑いを我慢してるH君。
そんなH君を見て私の笑いたい欲求は完全に限界点に達しました(笑)
「ちょ、ちょっと一緒に来て」
それを伝えるのがやっと(汗)

例の消毒液のボトルをダダダーっと3個手に取り(内2個をH君に渡し)一目散にフロアをあとにしました。
エレベーターの中でH君と大爆笑の渦ですわ(笑)
涙流して笑いましたよ。

「で?どこ行くんすか?」
ひとしきり笑ったあと、2個のボトルを手に私に尋ねるH君。
「これの補充に行くんだよ」
「あーーー空になってますねこれ(笑)」

管理部の備品庫に入り、一通りの出来事を愚痴も込めてH君に伝えました。
H君は新任リーダーチームのエースプロパーなんです。
「あぁーそういうことですか。Fリーダーってそういうとこありますよね。申し訳ないです。僕も気づいたら積極的に補充します!Mikiさん一人にやらせないようにします!任せてください!」
「いや、いいんだけどね。ほぼほぼ私がやるんだけどさ、私の仕事・・・と思われるのはちょっとねぇ・・・」
「もちろんです!Mikiさんの仕事じゃないっす。今後は僕も加わるんで、申し訳ないですけどできれば一緒にやってってもらえますか?」
「勿論だよ。今まで通り気づいたら私もやるよ!」
「おーーーいいですねえ。気づいたらやりましょう!」

いやぁーーーH君がクレバーかつ気の利く(冗談もわかる)いい子で良かった(笑)
そして、N村さんの「はいっ!はいっ!」の地声デカすぎ事件も大いに面白かった。
あれがあったからH君にネガティブではなく面白おかしく伝えられたし。

ってことで、今後は気持ちを前向きに消毒液補充に臨めそうです(笑)
って、何の話じゃこれ(笑)
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