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IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

必要以上のことを絶対にしない人たち

2024-09-23 04:20:46 | Work
前回の記事「完全にキツネにつままれた話」で紹介した、派遣者T樫、N村両名が何故そのような行動を取ったかの考察をしたいと思います。
(大げさぁ~(笑))

前回の記事をザックリ書くと、彼らのチームに欠員が出たのを苦慮したマネージャーが私を導入しようとした。
だが実際には欠員など出ていなかった。
私とマネージャーが勘違いにより増員すべく動いていることを知りながら事実を伝えなかった。
とまぁこんな感じなんですが、その後の話があって、T樫さんO谷君がチャイムとともにさっさと帰った定時後、ひとり残るN村さんに、O谷君が出社してることを知りながら何故黙っていたのかをストレートに聞いたんですよ。

すると・・・
「いやぁー(O谷くんの出社を)ご存知だと思ってました」
といけしゃあしゃあと答えるではありませんか(笑)
「ご存知じゃないですよね(笑)知っていたらマネージャーは私に指示は出さないですよ」
「あぁーー・・・そうなんですかね・・・?(笑)」
N村さんは何故かニコニコと半笑いで、そして言葉の歯切れがとっても悪い。
ニコニコだろうと歯切れ悪かろうとなんだろうと逃さないよ!?
私は次々に言葉を並べ立てた。

「私も知っていれば『O谷君出社してるので増員は必要ないと思います』って伝えます絶対に」
「あ・・・あぁ・・・そうなんですね(笑)」
だから!その半笑いヤメレ!
「私が座っていた場所からN村さんたちの席は遠いし、T樫さんの話によると彼は出社してすぐサーバー室に移動してるんですよね?私に限らず、このチームのほとんどの人は彼の姿を見てませんよ」
「いやぁーーーそうなんですかね・・・?(笑)だって僕は気づきましたけど えへへへ」
だから!その笑いは何じゃ!
そりゃあなたは気づくでしょうよ。だって隣なんだもん。

「私とマネージャーの電話のやり取り聞いてましたよね?」
「あ、はい。聞いてましたぁ(笑)」
「O谷君がいないていで会話が進んでいることに違和感を感じなかったんですか?」
「あぁ・・・はい。あれ?知らないのかな?とは・・・若干あの・・・思いました(笑)」
「ですよね?だったらなんでO谷君います って教えてくれなかったんですか?欠勤しているものと思い込んでいるマネージャーと私に対し、訂正しようと思わなかったのは何故ですか?」
と、私は畳み掛けた。
だってマジで、なんで言わずにいられるんだ?ってのが私の最大の謎だからです。

「えっと・・その・・マネージャーにはマネージャーのお考えがあってそのように指示をされたんだと・・・そのぉ・・・思いまして(笑)」
「なるほど。ではN村さんは、マネージャーにはマネージャーの考えがあり、私を増員しようとした・・・と。そういうことですか?」
「あぁ・・はい」
「それを言うなら、マネージャーの考えは『O谷君が出社しているとは思っていないので増員が必要だと思った』が正しいです」
するとN村さん。
ますますニコニコして(ていうか、途中から完全に笑いながら)
「マネージャーもMikiさんもO谷君が出社してること知ってると思ってましたしぃ・・クックック(笑)勘違いしてるのかなぁ??とは思ったものの・・クックック(笑)」
いやあの笑うとこじゃねーし。
何笑ってんだ。
笑いながらの次の言葉に私はマジで呆れた。
「いやぁーえへへへへ、結果、増員してもらえれば我々も助かりますしぃ(笑)クックック、えへへへへへ」
最後は謎の大笑い。
何だこの人。

まぁ、私が言葉は荒げてないけど結構マジでイラッとしてて、そしてとことん追い詰めるぞ!オーラが出まくってたため、笑って誤魔化せ的な防衛本能発動したのかもしれないですけどね(笑)

それはさておき、これですよこれ。
”結果、増員してもらえれば我々も助かりますしぃ”
N村さんの口から出た本音です。おそらく。

んじゃあ何が助かるのか。
単純に人が増えれば自分たちの電話に出る回数が減るから でしょうか?
いやいやいや それダメでしょ!
(O谷君の出社により)通常通りの3人体制になってるのに、それ以上の増員を「ラッキー!」とか思ってんじゃねーわ!!

「T樫さんもここのところ仕事がキツくてもっと人を増やしてほしいって言ってましたし(笑)だから今日はMikiさんも入ってくれて心強かったと思いますよ(笑)あっ!勿論僕も心強かったです(笑)」
N村さんは私がもう興味をなくし、ほとんど話を聞いていないにも関わらず、アレヤコレヤと言い訳みたいなことを並べてました。半笑いで(汗)

あのさ、そもそもさ、これを言うと話が終わっちゃうんだけどさ、あんたら2人が有能ならO谷君がいないとか、M田さんが休んだとか、まーーーーったく関係ないっての!!
あなた達が言われたことしかやんないからじゃん!!
言われたこと以上に頑張るとか、ぜーーーったいにしない人たちだから、誰かが欠ければ「増員しないと回らない」と手を打とうとするわけじゃんこっちは!!

誤解なきように補足すると、一日あたりの問い合わせ件数、その内容、色んな角度から考えて常時2人が妥当なんです。
2人で足りるんだけれど、各自が休みを取ることを考え3人体制なんです。
問い合わせチーム という専門のチームができる2年前までは、電話はみんなで取り、電話に出た人が対応するというルールでした。
日常業務を持ちながら、電話での問い合わせにみんながそれぞれ責任を持って対応してたんです。
(勿論私も)
ですがチームが大きくなり、大きな案件も増えたため、保守専門のチームを作ろう・・・という流れになり、私達は電話応対から解放されたのです。

派遣で働く人全てがこの2人みたいだとは勿論思っていません。
ですが、私が知る限り、この2人のように「言われたことしかやろうとしない」「必要以上に仕事をしない」派遣さんはとっても多いし、ウチのチームの派遣さんも大半がこっちのタイプです。
極々稀に、意識高く積極的にいろんなことにチャレンジするような人がいます。
大概そんな人は「プロパーにならないか」と引き抜かれたり、スキルを上げて更にハイレベルな派遣先へと旅立っていきます。

派遣で働くメリットは本ブログで過去何度も言っていますが、「責任ある立場にならなくてよい」と、「嫌なら他に行ける」だと思っています。

勘違いしている人が多いですが、「責任ある立場にならなくてよい」の定義は「管理職(もしくはそれ相当の立場)にはなれない」なんですよおそらく。
ですが多くの派遣者は「仕事に責任を負わなくて良い」と思っているんです。
何かに取り組む時、自分の判断で何かを行い万が一トラブった時「何故そんなことをしたの?」と問われてしまう。
だったら言われたことだけやってたほうが問われなくて済む・・・的な?
そんな仕事の仕方つまんなくねーーの?(笑)
派遣とプロパーという立場の違いはあれど、自分の仕事をまっとうするということにおいては何も変わらないと思うんですけどね私は。

「大丈夫です。みなさんも業務があって大変でしょうから、ここは我々だけで乗り切ります!」
なぁーんてやる気見せるだけで、ウチのマネージャーなんて簡単に落ちるよ?(笑)
率先して単価上げてくれちゃうよ?
O谷君の出社に誰よりも先に気づくとかじゃなくてさ、そういう事に気づけ!(笑)
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